2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

韓非子「説難」

およそ君主に説くことの難しさは,その内容を自分でわきまえるのが難しいのではない.また自分の意向を明確に伝えるために弁舌を振るうのが難しいのでもない.およそ説くことの難しさは,説得しようとする相手の気持ちを読み取り,自分の説をそれに合わせる…

水曜日

最近,彼女との間で韓非子に関する話題で盛り上がっている. 君主論的な文章の多い韓非子だけど,臣下が君主を説得するに当たってどう振舞うべきか,という文章もあって,これが面白いので載せておこう.

これも現実.明日は我が身か.

同僚のフェンが今年の4月いっぱいでジョージアを去ることになった.次の職もポスドクだが,今度は5年雇ってくれるらしいからしばらくは安心であろう.だが彼はジョージアに来て3年,結局自身が第一著者となる論文を一つも残すことが出来なかった. そして…

変化への恐れ.

昨日の話に関連して. 人は,悪魔に取り付かれているんじゃないかと思うくらいすごく不幸で運もないという状況の時には幸せになりたいと心底願う.しかし,いざ自分が幸せになれるかもしれない,神様に祈りが通じたのかもしれないという状況になると,そのチ…

火曜日

今週から新たな研究プロジェクトが始まる.どんな結果が出るのかは,とりあえずやってみてからね.

コンプレックスとか,自信とか

自分の身体的特徴にせよ性格的難点にせよ,コンプレックスを持つ人がいる.中高生の時代に仲間や友人からバカにされて傷ついたとか,親の一方的な教育などが背景にあることが多いが,そのコンプレックスが対人関係に対する自信を奪ってしまうことは多い.特…

日曜日

生産的なことは何一つしなかった週末.もちろん彼女とのオンラインデートを除いての話ですが.ま,よー休んだわ.

土曜日

今週は論文読んで,書いてばかりで一日中PCに向かっていることが多かった,というかそれしかしてない.お陰で週末は強烈な肩こりに襲われ,またそれが原因で頭痛を起こす.敢無く討死.

木曜日

先日ボスに渡した論文の原稿が戻ってきた.半分ほど書き直された. ・・・結果,元々書いた本人でさえ面白いと思ってしまうほどの文章に・・・くそっ.まだまだ修行が足りん.

火曜日

新たにRevise待ちの論文がメールで届く.冗長な考察に頭を抱える.もっと短く,シンプルに.いちばん大きい結論を先ず言おう.

休日なので.休日なのだが.

休日なので大学にもラボにも人はまばら.僕は机の上でガサゴソとプリントアウトした論文を読む. と,元プロのプログラマである大学院生Yujunが来ていたので,土曜に届いたバカデカデータセットを渡して解析を依頼する.彼は軽く引き受けてくれた.どーやら…

月曜日

マーティン・ルーサー・キングJr記念日とかで今日は休日.ありがとう,キング牧師.

第3回全国一斉!日本語テスト

彼女とやってみた. 「基本タイプ」 勘の鋭いあなたは、口説き方も本質にズバリと切り込むタイプ。ふだんは孤独で静かな生活を愛しますが、救いを求められれば、喜んで知恵を貸します。どこか浮世離れした賢者のような存在です。 「あなたの武器」 豊かなイ…

うわあああ

昨秋に454sequencingというトンデモ技術を外注した.塩基配列にして100bp×2,0000,000サンプルとか出るやつ.当初は12月にデータを出せるとか言われてたけど,1月になっても届かない.こりゃあまりにも遅いってんで昨日ボスが問い合わした.「あと2週間くらい…

金曜日

形質転換,外注したら300ドルで出来るんだって.ひえー

よく聞く話,続き.

id:sadamariからリクエストが来たので.それにしても本当に聞いたことないですか?いちばん典型的なケースは嫁vs姑なわけですが. 実は似たような問題を僕は2004年の9月21日に書いている.(当時は彼女いなかったけど.苦笑) ワタクシにとって嫁さん=最…

木曜日

同僚のNathanがナイスなコンストラクトを持っていた.しかし・・・形質転換のテクを手に入れなくては実験が始まらないぞ.

西田幾多郎.

西田幾多郎キーワード論集 (エッセンシャル・ニシダ)作者: 西田幾多郎出版社/メーカー: 書肆心水発売日: 2007/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見るちょびちょび読んでいる.やっと4分の1ってとこかな. 我々が物を作る.物は我々によって…

水曜日

雪だぜ.

よく聞く話

彼女の友達の新婚さん,親戚から引き出物を返却されたり,「仕事しながらでも家事は大丈夫なの?」とか言われたり,旦那は全くフォローしてくれなかったり,まーそんなこんなで仕事の帰り道で一人で泣いてたとかそんな話を聞きました. よく聞く話ですねえ.…

火曜日

同僚のNathanのテンションが急上昇.長い苦労が遂に報われたらしい.「よっしゃ遂にきたー!」状態.うん.分かる.

最後まで立たせるとしたら誰ですか.

2ヶ月ほど前のことだろうか.ラボの院生である中国人の女の子に心理テストだと質問をされた. 「あなたとあなたの奥さん,あなたの両親,あなたの妹とその夫の6人で一緒にバスに乗ったら,空いてる座席が4つありました.あなたは誰を座らせ,誰を立たせま…

月曜日

実験.とりあえず昨年に苦しめられた問題の根本は,冬休み前日に解決した.そして新年から次の段階を試しているのであるが,フェンの提案した方法は考えれば考えるほど上手くいきそうにない・・・で,案の定豪快に外れた.やれやれ.これはマズいって. でも…

心が揺れた.ぐらぐらと.

日本の研究所から,ポスドクのお誘いが来た.「来年度四月から来て頂ければ」と. ぐらりと来た.思いっきり揺れた.無論,日本に帰れば彼女との物理的距離が遥かに縮まるというのがいちばん大きい理由だが,それだけではない.その研究室がタンパク質や生理…

しかし英語が

あからさまに落ちている.2週間日本に帰ってただけで.継続は力なり,を逆方向に証明してみせる僕.って何の自慢だよ.

金曜日

ついに来てしまったか.エピジェネティクスに足を踏み入れる時が.

木曜日

後輩の論文,引用文献の欄をチェックしてたら違和感が・・・アルファベットの順番間違ってるやんけ.LMNのはずがLNMに.噴いたわ.

読破

冬休みの間に読んだ本.あんなスケジュールの合間によく読めたな.誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義作者: 松岡正剛出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2007/12/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 96回この商品を…

水曜日

今日も只管論文のフォーマットを整える.Figureを直し,Figure legendを書き足す.今日中には終われなかったが,もう一息でぃ.

詳述2:空港での悪夢再び

6日,午後1時にホテルをチェックアウトして空港へ.僕のフライトは4時半.チェックインは2時半だとして,十分昼食を取る時間はある.値段の割りにかなり質の高いタイ料理屋のグリーンカレーを食べたあと,スタバで一息入れてからチェックインに向かう…と…