金曜日
今月2回目のブログ更新である。やるな私。
2016年はいきなり緊張させられる展開となった。去年の終わりに嫁が人間ドックを受けていたのだが、その結果が「要精密検査・乳がん」だったのである。精密検査の結果が陽性となる確率は3%ほどしかないらしいのだが、だからと言って楽観するわけにはいかない。本当に乳がんだということになったときのために、覚悟は決めておくべきだ。
・自分の職場がつくばであるため、治療や入院は首都圏の病院でということにするのが私にとっては都合がよい。
・が、京都の担当医が信じるに足る人であったなら、そのまま京都で治療を受けさせればいいだろう。嫁のケアが必要なら、休職でもすればよい。
・もし闘病生活が長くならざるを得ないなら、関西に職場を探す。
・最悪の場合は?義母の面倒もちゃんと見るから安心しろ、と言おう。
と、ここまでは心に決めておいた。
精密検査の結果が出た日、嫁から聞いた言葉は「陰性」であった。ほっと一息、である。そして嫁は嫁で、悪い事態を想定して色々考えていたようだ。
曰く、「あんたがつくばにいるから治療は東京の病院とかを探した方がいいかなと思ってた」
曰く、「最悪の事態になったらときは、お母さんの世話をあんたに任せるのは負担やろうから、私の生命保険を使ってお母さんを養護施設に入れてあげてと頼もうと思った」
曰く、「あと、あたしが死んだら半年は喪に服して欲しい、って言おうと思ってたわ(笑)」
なんだよそりゃ。さすがに嫁が死んですぐ誰かと付き合い始めるようなことはないって。そのうち次を探すだろうことは絶対に確かだけど。
というわけで、緊張はしたが、お互い相手のことを考えているんだということを再確認した出来事でもあった。
いやはやしかし、というかやっぱり、もう立派な中年である。お互い仕事で無理をするのは避けような。。。