水曜日
今日もボスに呼び止められました.
「BennetzenやKelly(二人ともこの世界じゃケッコー有名なプロフェッサー.まあウチのボスの方が有名,かつ悪名も高いけど 爆)に相談したけど,彼らもアナタのネタでNature Geneticsは十分可能だろうって言ってたわ」
左様でありますか.
「書き方次第でね」
はうっ.
「We'll work on that」
はい.
「あ,そうそう,このへんの論文も読んでおきなさい.これと,これとこれ,それからこれと…ああ,これもだわ」
…はい.
「まだあるわね」 ��( ̄□ ̄;)!!
とゆーわけで,ほぼ一日中読んでるわけです.もう頭がボケ〜
ミュージカル・バトン
id:akuninさんに渡されたので,ワタクシめも強制参加.ミュージカル・バトンとは何ぞやってシトは,ココをクリック→Musical Baton
続きを読むその35〜They can't make me quit!〜
村上龍の小説「最後の家族」で,元ヒキコモリの近藤が元NBAプレーヤー,デニス=ロドマンの半生を描いた映画のハナシを知美にする場面がある.(って,手元に本がナイからウロオボエでテキトーに綴るけど)
ロドマンは殆ど孤児みたいな少年時代を送ってて,友達もいない.でもある日キョクタンに体が弱くて,彼と同じように仲間のいない白人の少年と出会って,相手にされないもの同士,仲良くなった.
そしたら,その白人の少年の両親も凄く喜んで,ロドマンを歓迎してくれた.息子にできた初めての友達だって.それで孤児同然の彼を家に置いてくれて,学校まで行かせたんだ.
その学校で彼はバスケをやるんだけど,黒人差別がまだ根強く残ってる時代だったんで,彼は他の白人のチームメイトから苛められる.
で,彼は初めて出来た父親のような存在であるその白人少年の父に甘えるんだ.もうバスケなんか辞めてやるってね.
すると少年の父親は怒った.怒って,彼が経営する農場の真中でロドマンに大声で何回も言わせるんだ.「絶対にやめないぞ!」って.
それで,字幕では「絶対にやめないぞ!」って出るんだけど,英語の台詞は"They can't make me quit!"って言ってるんだよ.直訳すると「アイツらにオレをやめさせることはできない」ってカンジかな.
近藤はジュエリーデザイナーなんだが,上のよーなハナシの後に,こう続ける.
分かるかな.自分が辞めたいと思ってるわけじゃないんだよ.本当は自分はそれが大好きで,やりたくて仕方がないのに,誰かが僕を辞めさせようとしてるって考え方なんだ.
デザイナーとしての知識や技術を身に付けたり,仕事をもらえるようになるのは簡単じゃなかったよ.でも,絶対に辞めさせられたりしてやらないぞって思うと,考え方が変わったんだ.
この近藤の考え方が,ワタクシは大いに気に入った.イヤなコトがあって,放り出してしまいたいと思うコトもあるけれど,ソレはワタクシ自身がその事をイヤになっているのではなく,自分以外の誰かや何かが自分の邪魔をしようとしているダケ.邪魔したければするがイイさ.だけど自分がそれを好きだという気持ち,それをやりたいという気持ちまでは,奪うことはできないぞ…そーゆー考え方をすると,案外力が湧いてきたり,ネ.
今ならソレは研究であり,もっと幅を狭くして今この瞬間で考えると,ワタクシにとってソレは投稿論文を完成させるコトっすネ.おしゃ.やったろー!
で,この「誰にも辞めさせることはできないぞ」って言葉を,もう少し拡げて考えてミタ.
…続く