テレビ

アメリカのテレビはチャンネル数が多い,とゆーのは日本でもよく知られた事実であると思う.ワタクシの安アパートに備え付けのテレビでも99チャンネルも見ることが出来る.対して日本のチャンネル数は基本6つ.一体全体アメリカにはどれほどたくさんのテレビ番組があるんだろう?とフツーは思うでありましょう.トコロガばっとシカシ!実はそーでもないんである.なぜなら,1つのチャンネルで同じ番組が繰り返して放送されるから.ニュースなんかはその典型.CNNヘッドラインニュースは24時間ニュース番組をやっているのであるが,たとえば夜8時か9時のニュースは生放送,以降翌朝五時までは延々その再放送を繰り返すんである.映画チャンネルでも結構有名な映画を放映したりする時は一週間で何回やんねん,というくらい繰り返す.タテ続けに2回やるコトもある.こないだ何となくテレビを付けたら,トラボルタのソードフィッシュをやってて「出来れば最初から見たかったなー」と思ってたら即再放送.結構面白い映画だとは思ったんだが,何だかナットク出来なかったのはナゼだ.

それからCMが多い.そして長い.CMが始まって「腹が減ったからカップヌードルでも食うべ」,とキッチンでお湯を沸かして注いで戻ってきてもまだCM.バスルームで歯を磨いて口をゆすいで戻って来てもまだCM.外でタバコを一本吸って「ふー.」とか言ってから戻ってきてもまだCM…というくらい長いんである.

ちなみにCMの売り文句は「タダ」とか「$○○オトク」(って何と比べて$○○トクするんだかさっぱり分からない)ばっかり.長く見てると気が滅入ってくる.もーちょっと工夫出来ひんのかい.