Driving to Savannah and Charlstone vol.15:別行動

昼飯を食ったらいよいよブルジョワの街チャールストンを散策するワケであるが,ユウリのカメラワークにウンザリしつつあったワタクシは提案した.
夕方4時半まで別行動にしよう,と.
コレで自由に街を歩きまわれるゾ♪ 別に1人で歩いてもよかったんだが,とりあえず日本人2人とその他2人で行動することに.オシ,ナユタ,まずは旧奴隷市場の建物ダ!
到着.うん?ナンダカ様子がオカシイ.係員っぽいシトに聞いてみると…
現在閉館中です
ドテ.再開はイツですか?
2005年です
あらぶっ!?
次なる目的地はタダでさえブルジョワな街並を持つチャールストンの中でも,もっともハイレベルな住宅が立ち並ぶ,海沿いの一角を目指す.で,テクテク歩いているうちに,偶然ピンク色の家を発見.近づいてみるとアートギャラリーである.その名も「pink house」.そのまんまである.
こう見えてもアート大好き人間のワタクシはとりあえず入る.が,展示されている作品は至ってフツー.しかしピンクハウスの管理人さんはトテモ気さくなシトであった.ココの絵はアナタが描いたの?
「いえ,私は唯の管理人よ.アナタ達も絵を描くのかしら」
「いやー,僕らサイエンスフィールドの人間だから」
ココでナユタがナイスな合いの手を入れた.
Every time I draw someone's face, it looks like an alien.
管理人爆笑.デカしたナユタ.ワタクシは漸く笑いの収まった管理人に言う.でも絵を見るのは好きなんダ,ボク.
「あら,じゃあこの街には他にも沢山ギャラリーがあるから見ていったら?」
と,ワタクシにギャラリーマップを渡してくれた.おお♪ 大して広くはないダウンタウンに,30近いギャラリーが記されている.いっぱいあるんだネェ.
これぞ旅の醍醐味である.テキトーに店に入って,ソコの店員と話し,街の詳しい情報を聞き出す.残念ながらこれらのギャラリーに足を運んでみる時間はなかったが,何か情報を引き出したという,ソレだけでもカナリ満足なワタクシであった.…続く