山奥のバス停でバスから降りると,渓流の音.おおおおぉぉぉ...カナリの水量がゴツゴツした岩にぶつかりぶつかり,飛沫を上げながら流れている.コレは風流ダ♪
この川のスグ横に長い参道が走り,その奥には梵魚寺(ボモサ)の山門が待ち構えている.屋根にコケがいっぱいに生してて,コレだけでもうワタクシのココロはウキウキ♪ やっぱ来てヨカツタヨカツタ.(と,このときワタクシのデジカメは電池切れの憂き目に遭ったため,よりこ氏から写真をゲッツするまでお待ちイタダキタイ.ホント渋いの)
いま日本の旅行雑誌なんかで紹介されている韓国旅行といえば辛い料理と冬のソナタってなカンジであるが,やはり旅をするならこ〜ゆ〜トコロを回らねばっ.
それからずっとワレワレを悩ませ続けた雨であったが,ココではソレが反ってイイ味を出してくれている.しとしとと降る雨.屋根から垂れる雫.そして四方を取り囲んだ山には霧がもくもく煙っている…
ええ〜のぉ〜
ジジ臭い?うるせえ.
と,建物の裏から若い修行僧っぽいシトが全力で走り出てきた.顔を見ればアカラサマに
やべえっ!!忘れてたぁっ!!
という表情である.で,ワレワレの横を駆け抜け,後ろの建物に入っていったと思うと…
じゃぃ〜ん じゃぃ〜ん
と銅鑼の音.当番だったのネ.クスクス.
さて,メインの建物では何人ものアジュンマが,それこそ熱心にお祈りを捧げていたのだが,境内のイチバン高いトコロにある小さな庵には誰もいなかったのでワレワレ勝手に上がり込み,勝手にくつろぐ.ココでよりこ氏からナイスオファー.
「肩揉んだげよっか?」
ありがたい.マジありがたい.ワタクシ肩凝りヒドイんっすヨ.で,畳に座ってよりこ氏に肩を揉んでもらいつつ,庵の入り口から景色を見下ろせば…アレだけ降っていた雨は上がり,雲の切れ間から青空が覗き,風に吹かれて霧が山を駆け上がる…
至福
もう気分は隠居した仙人である.タマリまへん.クイー!!
とまあ,そんなこんなでテンション上がってしまったワタクシ,庵から出ると近くの岩の上で
鶴の舞!!←モチロンよりこ氏がカメラを構えてます
とか言ってポーズを決めてみるものの,
屋根から落ちた雫がワタクシのハゲ頭を直撃
「あてっ!!」となったその瞬間を…
激写された
マジでカッコワルイ写真.だからこそオモチロイ.そのうちこの日記かid:yori_nonsanどちらかでアップされると思います.ヲタノシミニ.…続く