おはよー!!いよいよ韓国最終日!!(やっと5日目…).マズは港へ行って船のチケットを買い,荷物をロッカーへ預けてから,釜山の有名な市場を見て回るのダ.ラブホともコレでオサラバだぜ♪FOO!
で,チェックアウト時のラブホのオバちゃんに,港への行き方を聞いてみると…
「それじゃー車出したげるヨ」
と,ナイスなオファー.運転するのはアジュンマの娘さん.テコンドーか何かの格闘技の選手だかインストラクターだかをやってるらしくて,すんげー逞しい体つきである.かっこええ.

で,港で降ろしてもらい,ありがとー♪ラブホであることを除けばイイトコだったヨ.ってソレが最大の難点なんだけど!!

さて,マズは窓口でチケット購入.予約していた旨を告げ,名前を言う.するとやはり,窓口のネーちゃんは目の前のPCではなく,後ろからノートを取り出してペラペラめくり…
だから,そのPCはナニ!?飾り!?飾りですかっ!?
とツッコミたい気持ちを抑えて,黙って待つ.チケットをゲットしたらコインロッカーを探す.発見する.が…
韓国のコインロッカー(と言っても1000ウォン「札」が必要なので「コイン」じゃナイんだけど)はナゼか電子制御なんである.ロッカーの横にあるモニターで自分が荷物を入れたロッカー番号を入力し,オカネを入れると,初めてカギを掛けられる.…メンドクサスギ.でまたモニターが一個しかナイもんだから場合によってはコインロッカーにカギを掛けるための行列ができたりする.あちょー!何とも効率の悪い最新技術.
で,さらにメンドクサイコトには,場所によって微妙に操作方法が違ったりするんである.港のロッカーに荷物を入れ,番号を入力し,お金を入れ…あれ?
紙幣投入口にお札を滑り込ませても,全然反応しない.お札に水平に折り目を入れたりイロイロ試すが全然ダメ.ウンともスンとも言いません.うおー!!どうやってオカネ入れんだヨ!?
というわけで,近くの従業員を捕まえ,どーなってんのコレ?と聞く.従業員はカンタンでしょこんなの,とばかりにワレワレと同じ操作を繰り返し…
アリ?と首を傾げる従業員
オイコラッ!オメーが操作方法知らんでどないすんねんっ!?てゆーか壊れてんの?と思ったトコロへ,もう1人の従業員登場.彼はモニターに番号を入力し,お札を挿入口に置き,そして…
「進行」ボタンを押した
すると御札はするするする〜っと,引き込まれ…って,
分かるかっ!んなもん!!

街へと出る前に軽く港を見て回る.二階に土産物屋があったのでチョット見てみると,店員のオバチャンがスゲー日本語できるコトが発覚.
ワタクシが「アジュンマ〜,コレいくら?」とか聞いてると,よりこ氏が後ろから突付く.
「けんちゃん,ヌナ(おねーさん)って言わな」
あ,と思ったワタクシはスグに言いなおす.「ヌナ〜,コレいくらヨ?」
対してオバチャンは若い店員を指さして曰く
ヌナはコッチでしょ,アタシはアジュンマでしょ〜ヨ!!
あははは,オモロイわ,このオバチャン!!
シキリに海苔を売りつけてくるアジュンマの波状攻撃をかわし,ワタクシが土産にと思っているソジュと朝鮮人参の値段を聞いておく.思ったより安かったけど,コレから街を歩くってのに,土産買って荷物増やしてもしょーがない.
どーせまた戻ってくるからサ,そのときに買うからこの頭,憶えといてヨ!分かりやすいやろ?
うん,おにーちゃん,ゼッタイ憶えとくから.オマケしたげるから必ず買ってヨ!忘れないからネ!!ホントにちゃんと戻って来るんだヨ!!!
そんなヤリトリを見ながらよりこ氏も他の店員もクスクス笑っておる.そしてそ〜ゆ〜シチュエーションを愛して已まないワタクシなのであった.…続く