id:yori_nonsanの方では既に完結してしまったが,ワタクシの方はまだまだである.ああ,まだまだ書かなければならないオモチロ出来事が満載なのである.その後国際市場のスーパーでいくか土産を買い(韓国焼酎は何と1本100円!),そして…
金欠
日本円や米ドルはあったのだが,韓国通貨は二人合わせても60円,というかなりヤバイ状態に.あうー,というワケで港まで戻って,荷物と一緒にロッカーに放り込んだカネを取り出す&買い物袋を放り込む.コレで一安心.さて,乗船前に早めの晩御飯といきますか.
しかし,昼間のシャガルチで,もう観光客目当ての食事処で食べたくナイ気分イッパイのワレワレ(いや,ワタクシだけ?),昼間に歩き回った海沿いの路地にあった食堂へ行くコトにする.アソコには絶対に観光客は行かナイであろう.店の前でイカとかオロシてたくらいだから,新鮮さの問題もマズあるまい.
というわけで,ソコまで歩く.お店に入る.今から御飯食べられますか?
しかし店のアジュンマ,お客さんが来たというのに恐ろしくソッケナイ.
「こんな時間に〜(午後4時半過ぎだったかな)?まあダメじゃないけど…」
そんな感じである.だがコレこそワタクシが求めていたモノ.で,壁に貼られたメニューをヒトツずつ,よりこ氏に説明してもらい,注文したいメニューを決める.決めた.決めてたんです.だけど…
待てど暮らせど,メニューを聞きに来ない
マジそっけない.ので,すいませ〜ん,注文していいですかぁ〜?とよりこ氏に叫んでもらうと,
「もう作ってるけど?メウンタン」


ズコ!
というわけで,有無を言わさず辛ぁ〜い魚の鍋に注文決定.さっきまでよりこ氏と
あ〜,ドレにしよう.ドレもウマそ〜やんな〜…
とウキウキしてた時間は一撃で…
全くのムダ
( ̄○ ̄)ぽかーん.恐るべし,サスガ普段は地元客しか相手にしない店のアジュンマ.こんなトコロに日本人が,ナニしに来やがったんだってなカンジである.あははうふふえへへへへ.
そうこうしてるウチにイヨイヨ出てきました.刺身と,残りのアラでダシをとった辛ぁ〜いスープが.んー,ウマイ!!しかしコレはイッタイ何の魚だ?
気になったのでよりこ氏に尋ねてもらう.これ,何て魚ですか?
アジュンマは答えた.


「鮮魚」
と.って…
違うがな!!
魚の名前が知りたいねん!!というわけで,もう一度,よりこ氏にあらためて問い直してもらう.返ってきた答えを電子辞書で引くと…
ボラ
む!日本ではマズ刺身で食べたりしない魚ダ.うん,サスガ地元客相手のお店!やっぱ旅先ではこーゆーモンを食べなきゃネ.ウヒウヒ.
それにしても刺身もさることながら,鍋のスープがメチャクチャうまい.ワタクシ骨だけを残して身をキレイにすすり,見事に全部平らげてあー,オナカイツパイ!と満足しておると,アジュンマが初めて笑顔を見せる.
「まー,キレイに全部食べてくれたんだネエ」
えへへへ,だって美味しかったんだもん,と言うと益々嬉しそうである.さっきまで冷たかった雰囲気は一気に雪解け.和やかな空気に包まれる.で,しばらく(よりこ氏を介して)会話をしておると,アジュンマに言われた.
「オニイチャン,昼間店の前通ったでしょ」
あう.分かる,やっぱり?この坊主頭…とか言って笑ってるウチに,乗船時刻接近.因みにお値段は500円.こんだけ食って500円かいな,とココまでは良かったのだけど…あとでタイヘンなコトになるのであった(詳細は後日).

さて,港に戻って,約束通り土産物売り場のオバチャンから朝鮮人参を買ってあげなきゃ.アジュンマ〜,戻ってきたヨ〜!!と思ったら…
お店,閉まってました…_| ̄|●
ドテ.5時に閉まるならそう言っといてヨ.シカタガナイのでそのまま乗船手続きへ…続く.