氷の中の大冒険

昼前にヒロがメッセで話しかけてくる.「けんさん何か食べいきましょーよう」
「でも車あらへん,パンクしたから」
「あー,僕直せますから,行きましょう」
のヒトコトにより,やっぱり直そ,という気になってしまう.二人で苦労して車に分厚く張り付いた氷(3cmくらい?)をお湯&ヘラで剥がし,ウォルマートのガレージへ向かう.のだが…


全くグリップしません


さすがスペアタイヤ.しかも残りの三輪だってノーマルタイヤである.時速20キロでもタイヤは空転,車は斜め向きに走行する.アブナイ?いえいえ…


たのし〜い♪


二人して一気にテンション↑UP↑.デカイ道に出てからもカーブはドリドリスライドしながら曲がります.ってゆーか直線でも何回ケツが左右に揺れたかワカラニャイ.
んで,目的地に向かう最後の直線.いえー♪ってカンジでアクセル踏んで…


内藤号,激しくスピン きゃー


スピン中もデキルことは全てして,道路脇のスペースで停止.ホッとヒトイキ.


トコロガドツコイ


凍結した草の上でタイヤは虚しく空回り.車道に戻れません.あいやー.
ヨシ,ヒロ,押せ!と開口一番命令を下すも,ヒロは五秒で
「ダメであります!」
ぬう!情けないヤツじゃ!!かくなる上は…


誰かが止まって助けを貸してくれるのを待つ!!


ホラ,言ってる間に止まってくれたヨ,デカイ四駆が.降りてきたのは…あれま!


若いねーちゃん,2人. しかもカワイイんですけど.


「引っ張るためのロープはある?」
と聞かれたが,ソンナモノはモチロンない!
「じゃあ三人で押しましょ」
とゆーわけでワタクシは運転席でアクセルを踏み,ヒロとねーちゃん二人に押してもらう.無事路上に復帰.オシャ!さんきぅ!!と礼を言ってウォルマートへ.ってゆーか…


すんげーカッコ悪りぃ〜な,オレ! フツー逆だろ,ぷっ


というわけで,今日の日記はもうこのネタでモチキリだナ!!と二人で笑って済ますコトにした.


で,30分後にタイヤ交換は完了.出発.ってゆーかノーマルタイヤなんだけど,やっぱり全然グリップが違う.スペアってホントにダメなんだな〜,と思ったワタクシなのであった.