死んでからじゃ遅い,と思う


最近のワタクシのエントリー(特にmissing)は,少しキワドイかもシレナイと自覚している.実際,お袋からは「あの頃を思い出して辛いです」メールが三回きた.


アンナコトまで公開してる日記で書くヒツヨーあんのかよ,と思ったシトもいると思う.だがワタクシは,自分の身に起こった重大な出来事と,ソノトキの思い,そしてソコから考えたコトを書き記しておきたい,そしてソレを敢えて公開して,親にも友人にも読ませておきタイ,と思うんである.


ワタクシは親父が死んで一年半が過ぎてから,彼の書き残していたものを読んで,思った.
「こんなに苦労してたんか.こんなに努力してたんか――」と.


友人が事故で死んだ時,彼が手帳に書いていた日記を読んで,皆口々に言った.
「アイツ,こんな事考えとったんや――」と.


何も残さずに自ら命を絶ってしまった教え子達.何を感じていたのか,何を考えていたのか,結局分からないままだ.


ワタクシだって,何かの拍子に呆気なく死んでしまうかもシレナイ.ゼッタイに死にたくなんかナイのは確かだが,避けよーのナイ偶然は仕方がナイ.ただ,その何かの拍子が起こってから,親や親しかった連中が自分のメールや日記を紐解いて,「アイツこんなことを考えて…」と溜息漏らしながら話題にする,とゆー事態は,ゴメン蒙りタイんである.そーゆー意味で,ブログってなワタクシ的にスバラシいツールであるナと,思うシダイである.


[missing]が終わって,お袋から再びメールが届く.

今回はっきりことばで 読ませてもらってよかったと思ってる。
君も再生して、まこも一生懸命生きてるし、私も大きな犠牲を払ったけれども変化してよかったと思う。


死んでしまってからじゃ,遅いよネ.