195

カヨが本日をもってAthensを去る.でまー最後にダウンタウンでヒトと会うから送ってくれってのと,JMに渡す荷物を預かるのとで,四時半にカヨのウチまで車で迎えに行く,という段取りになっておった.で,今はもう夏休み.キャンパスの駐車場は全部許可証が要るのだけれど,


「夏休みの今なら自由に駐車場使えるニダ」


とゆーウンニョンのコトバを信じて車で出勤.そして午後四時二十分.そろそろカヨを迎えに行かねば…と研究室を出て駐車場へ行く…と?




  タイヤロックされてる!? ��( ̄□ ̄;)!!


窓にはオレンジ色のバカデカいステッカー.
「大学内のパーキングオフィスでお金を払わないとハズしません.24時間以内に連絡してこない場合はレッカーね」
��( ̄□ ̄;)!!ぶっだ!!


スグにカヨに電話を入れ,車のタイヤをロックされてしまったのでとりあえずダウンタウンへ行くのは代替案を考えとけ,と伝え,400メートルほど離れたパーキングオフィスに猛然とダッシュ!!




  …サンダルで パタパタ


足が攣るかと思いました.息を切らしながらオフィスに駆け込み,ドコドコの駐車場でワタクシ車がウンタラカンタラ,ってゆーか夏休みって駐車場フリーじゃナイの?


「違うのよ,ザンネン♪」


と笑われながらアッサリ言われ,撃沈.そして言われた.


「One ninety-five.」


OK,と言ってクレジットカードを渡して…って,はぁ?ナニ?




  195どる!? ��( ̄□ ̄;)!!


1ドル95セントでも,19ドル50セントでもなく,195ドルなの?


「そうよ」
  

なーっ!!


…とか大袈裟にやってると,オフィスの職員全員に笑われる.しかしまあ,とりあえずスグに止め具をハズしてくれるらしい.担当のオッサンらしいヒトが立ち上がったのを見て,ワタクシは言った.


Oh, wait! Can you give me a ride up there? You got a vacant seat, right?


受け付けのネーチャンは「呆れた」ってカンジで,


「ダメよ,アンタ,保険の適用外だもの.」


ああハイハイ,と言って再びカヨに電話する.スグやってくれるってさ.


「良かったぁ〜!今バスに置いて行かれたトコだったのー」
「約束って五時だったっけ?」
「ウン,そう」


時計を見る.4:50pm.


….




だーっ もう!!


再び駐車場まで走るワタクシ. ペタペタ.


到着してみると,止め具はキレイサッパリ消えていた.が,ステッカーは相変わらず残っている.
えーいっ!コンナモノ!! と…




はがれないステッカー _| ̄|●


ええい,とりあえず窓全開にすれば隠れる.よーやくにしてカヨのウチに到着,したワタクシにカヨは言う.




「コレ捨てんの手伝ってくれる?」


おまっ… え…  ねえ? 


あー,しょーがねえなぁ…