Book Baton
id:yodakaさんから回してもらいました,Book Baton!!(←説明はココ…って,イラナイ?).今回は自主参加です.
持っている本の冊数
200冊くらいかな.
大学三年の終わり頃までは活字をマッタク読まない人間だったので,読書暦としては6年ほど.だから部屋が本で溢れかえってるとかゆーこともないです.そのうち溢れるのは目に見えてるけど…
今読みかけの本 or 読もうと思っている本
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: 単行本
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最後に買った本(既読、未読問わず)
- 作者: ジョン・M.ヒートン,John M. Heaton,土平紀子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2004/12/22
- メディア: 単行本
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ローマ人の物語 (13) 最後の努力 (ローマ人の物語 13)
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/12/22
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- 作者: 稲葉振一郎
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2004/01/10
- メディア: 単行本
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- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2004/08/27
- メディア: 単行本
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アメリカに来て活字に飢えたワタクシ,昨冬日本に帰った時にアメリカで読もうと思って四冊を購入.月一冊ずつ読めば四ヶ月イケる…と思うダケならアサメシ前.日本にいる間に一冊読んでしまいーの,飛行機の上でもう一冊読んでしまいーの,残り2冊は一ヶ月で読んでしまった.そしてまた活字に飢えまくりんぼー(意味不明)
特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1997/04/01
- メディア: 文庫
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- 作者: ドストエフスキー,原卓也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1978/07/20
- メディア: 文庫
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ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 文庫
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「ローマ人は知力ではギリシャ人に劣り,体力ではガリア人やゲルマン人に劣り,経済力ではフェニキア人に劣り,技術力はエトルリア人に劣っていた.しかし実際に世界を支配できたのがローマ人だったのはどうしてなのか,あなたにもそれを考えながら読んで頂ければ幸いである.」
ワタクシは本を閉じ,当時文庫化されていた五冊を掴んでレジに向かったのだった.それ以降文庫化を待ちきれず,ハードカバーで全冊購入.
西洋哲学史 1―古代より現代に至る政治的・社会的諸条件との関連における哲学史 (1)
- 作者: バートランド・ラッセル,市井三郎
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1970/03/30
- メディア: 単行本
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この本は時代ごとの歴史の大まかな流れを説明したあと,個々の哲学者の人生や生きた環境を説明し,ソレから哲学の解説に入ってくれる.彼らの背景が彼らの考え方にどんな影響を与えたのかがよく分かるよーになっているのだ.そしてその哲学についての解説が終わると,何と著者は次から次へとその哲学者の哲学を論駁していくんである.ソレもテッテテキに.ミもフタもナイ,とはそーゆーコトである.
「哲学は知るには値するが,信じるには値しない」とゆーカンジであろーか.大体本人が哲学者のクセして,「哲学」についてこんな文章を書くんだからメチャクチャである.
そんなわけで,「何かワカランけど哲学ってスゴそー」と思っていたワタクシの幻想をブチ壊した本.ヒトツの考え方に染まるんでなく,他人の考え方をテキトーに組み合わせて使うベシ,とゆー信条が生まれたキッカケ.
- 作者: 小熊英二
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 1995/07/01
- メディア: ハードカバー
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単一の民族,単一の言語,他民族に侵略された経験もない,平和な民族.なーんとなくそんな風に思っていた,ワタクシの日本人像.だがチョットマテ,そんな日本人の自画像が生まれたのはいつの頃からですか?
ソレは戦後から1970年代高度経済成長までとゆー,ヒジョーに短い間に作り上げられたモノだったんである.戦前・戦時中における日本の知識人は,日本を「多民族国家」だと,トーゼンのよーに考えていたんである.日本を「人種のるつぼ」「東洋のアメリカ」とまで喩えていたんである.こりゃイッタイどーゆーことだ?ってワケで著者が膨大な文献を調べて,明治維新以降,「日本の知識人が描いた日本人の自画像」が,どのよーに変化していったかを追った本である.
あとがきの文章が印象深い.
「その時代ごとの出来事や国際的環境の変化によって,日本人が自分たちに持つイメージがいかに簡単に,都合よく変化していったかが分かって頂けたと思う」
ガツンと目を開かせられた一冊.その後の「日本人の境界」「民主と愛国」もスゴかった.
次にまわす人5人まで
id:ajianさん,id:ain_ed,id:suikanさん,id:kotarocatマミしゃん,ソレからid:zizy-babarねーちゃん
スルーはゼンゼンおっけーです.タダ,皆さん沢山本を読んでおいでのよーなので,興味津々ではあります.ペコリ.