ハチャメチャ大ぱにっく vol.3
ぷるるるる,と,ちはるから電話である.そして衝撃の事実を知らされる.
「友達が,あと十分で来るって…」
��( ̄□ ̄;)!!
いや,モースグ行くから,何とか引き止めといてくれ.
「えー,でも…何て言って引きとめといたらいいんですか?」
ソレはおま…と,ココでモーヒトツの電話が鳴る.今ワタクシが普段使っているケイタイはカヨが日本へ帰る時に「八月分まで払い込んでて,まだ使えるから」と譲って貰ったものなんだが,ソレ以前にワタクシが使っていたプリペードも,まだ有効なんである.ソッチにJMが掛けてきたのだ.思わず出てしまうワタクシ.しかし…
二人いっぺんに喋られても分かりません
イッパツで回路がショートするワタクシ.ソレを見て笑い転げるシンヤくん.ああっもぉーっ!となったワタクシ,ちはるに「とにかく何とか待ってろ!」,JMには「今すぐ迎えに行く!」,到着したマミしゃんに「しばらく待っててクダサイ!」と言い捨てて…
DASH!!
クルマに乗り込みアクセル全開.五分後にJMのウチに到着する.そして再びちはるからコール.そして更なる衝撃の事実!!
「お店が十時にしまっちゃうらしくて…」 ��( ̄□ ̄;)!!
時計を見る.
既に9:20PM ��( ̄□ ̄;)!!
しまった〜,ココはAthensだった.夜の店が閉まるのは早い….ワタクシは相変わらずムチャな要求をする.
「いや,今JM拾ってスグ行くから!」
「でも…ゴメンナサイ,もう行かなきゃ.」
サスガにムリらしい.じゃあとりあえず晩飯から帰って来てからとゆーことで.
電話を切って,サスガにスコシ凹んだ.コレではワタクシは単に他の連中を振り回してるダケである.やれやれ,と思いながらJM邸よりシンヤくんに電話を入れる.シンヤくんも既にちはるから聞いていたようだ.明らかに声のトーンが低い.
「どーしよっとかぁ?」
「まあとりあえず,ちはるが帰って来てからにするしかないでしょ.で…マミさんに代わって貰える?」
さあ,ココがB型の長所であり短所である.
「もしもし?」
「あ,マミしゃん?えっと,マミしゃんは今夜…」
「何時に寝はりますか?」
ああ,もう,どんだけアツカマシイねんワタクシ!?って自問するくらいアツカマシさ全開のこのワタクシ.しかし…
あっはっはっは,と笑うマミしゃん.
あーヨカッタ.
「いや,ちはるの日記にマミしゃんが残してたコメント見て,あーコレはマミしゃんにも来て頂いた方がちはるも喜ぶだろーなと思うんで,あらためて来てもらえたら…ありがたいです」
「じゃあ出直して来ればいいですかね?」
「すんません,助かります.じゃ,そーゆーことでヨロシクお願いします.」
JMにも状況を報告する.
「そーゆーことなら,ボクもどっちかってゆーと,時間があった方が助かりますから.」
オッケー,じゃあまた後であらためて迎えに来る,と言って一旦引き返すワタクシ.さて,シンヤくんは怒ってるだろうなぁ…どーすっぺ?
…続く