ハチャメチャ大ぱにっく vol.6

さて,そのプラスチックキャップを力一杯引っ張るちはるであったが,ビクともしない.しょうがねえなあ,とワタクシが引き受け,ふんっとやれば…


パカッ


え,パカッて…?シャンパンの栓を抜いた時の音はポンッだろ,フツー?と反射的なツッコミがアタマに浮かんだのも束の間,一同全員,目が点になる.プラシチックのキャップの下から姿を現したのは…




オロナミンCのようなキャップである.


ズコ! 


チョットマッテヨ!ナンなんですかコレは?あんだけアタフタ走り回って,スッタモンダを通り抜け,最後にやっと景気良くシャンペンを開けられると思ってたのに…




プシッ って…_| ̄|●


と凹むワタクシに皆さんオオワライである.本当にワタクシの人生は喜劇か.ええ,笑ってクダサイ…


そしてプレゼントたーいむ.ココはJMの独壇場であった.小さなカバンの中からCDを取り出してくる.


「コレ,ボニーピンクの新作」
「ありがとうございます」


また同じ動作を繰り返すJM.


「あと,こないだ言ってたCD,焼いといた」
「ありがとうございます」


「コレが新しいマンガで」
「あ,はい」


「で,コレが…」



ドラえもんかオマエは!?



ま,そんなこんなでオモチロオカシイ半時間を過ごした後,解散.クルマに向かう途中でマミしゃんが言ってくれる.


「呼んで頂いてほんとにどうもありがとうございました」
「キョーシュクです.バタバタしてすんませんでした」


そしてクルマに乗った帰り道,シンヤくんがに言う.


「盛り上がって良かったっちゃね」
「ああ,ホンマ助かったわ」
「さっきは悪かったっちゃね.オレもちょっと言い過ぎたけん」
「いやいや…」


てゆーか,B級青春コメディですかコレは.
ま,予定調和って映画やドラマでは見たくないけど,現実では大歓迎♪ 


だがこの翌日,ワタクシはまたトンデモハプニングに巻き込まれるのだった.