読破

論理学

論理学

読破。ウィトゲンシュタインを読むための予習。いや、オモチロかった。特にフレーゲの述語論理。

物事の真偽は、単語のレベルで問われるのではなく、文のレベルで問われる。「人間」は真でも偽でもない。「ソクラテスは人間である」のような文表現こそが真だったり偽だったりするのである。さらにフレーゲは、意味の基本的な単位も文のレベルにおかなくてはならない、と考えた。普通われわれは素朴に、あらかじめ確定されている単語の意味が適当に組み合わされて文の意味が構成される、と考えるだろう。だがそうではなく全く逆に、まず文全体の意味が問題にされ、そして文の意味を通してこそ、単語も意味を持つというのである。…

ソシュールも同じよーなコト言ってたなー。