あ、負けた

ゼミのために最近刊行された論文をせっせとダウンロードして最新情報をチェックしていたら、こりゃおもしれぇ、とゆーネタが出てきたのだが、著者の名前を見てクソ、と思う。


今年行ったアメリカトウモロコシ学会で出会った、デュポンで働くドイツ人ポスドクの名前である。しかもその論文が掲載されているジャーナルは、NATURE GENETICS。先日ワタクシの論文がハネられたトコロでわないか。


更に関連の論文を調べていると、彼の名前が入った論文が今年だけで三報も出ている。第一著者として二つ、第二著者で一つ。


なんてこったい。あんなトボケたヤローに完全に負けてんじゃねーかオレ。日本シリーズ阪神バリに完敗。


ま、しかし。と気を取り直す。ワタクシはまだ学生だしね。今の時点で一人前の研究者達に勝負を挑もうって方がどーかしてるってモンである。来年からはワタクシもポスドクだし、二、三年後ならワタクシだってそーゆーレベルに達しておらんとも限らんさ。よしんばそんなレベルに到達できなかったとしても、悲嘆にくれなきゃイケナイよーな人生にもならんさ。


とゆーわけで、再来週のゼミは、彼の論文をメインディッシュとして採用するコトに決定。主題はHelitronとゆー名のNovel Transposable Elementである。コレを読んでる後輩たちは楽しみにしときなさい。