久々の旅行記である.
瀋陽ってドコ? 脱北者が駆け込んだ大使館があるトコ. あー・・・ってドコよ結局? 
満州国の首都.中国第五の都市(日本で言うと博多みたいな位置づけか).ま,よーするに少々マイナーな場所である.何でまたこんなトコへ行くのかとゆーと,ワタクシらの研究室と瀋陽農業大学の研究室との間で共同研究が始まり,そしたら向こうの教授がウチらを是非招待したい,そしてウチの教授がコレまた是非お邪魔したい,と言い出したワケです.ってなワケで,このクソ忙しい時期に何でまた一週間も日本の外へ行かにゃならんのかサッパリ理解できん!と皆さん文句ぶーぶーだったのではあるが,いざ旅行となれば,やはりコレはもう楽しむしかないのである.

そんなわけで関空を飛び立つ京都大学育種学研究室ご一行様.瀋陽空港まで二時間半.とりあえずChina Southern Airlineの機内食が貧相この上なかったコトはこの場を借りてグチっておきたい.ぐちぐち.

さて,瀋陽に降り立ったワレワレを迎えてくれたのは瀋陽農業大学教授の徐先生.ホテル代も食費も全て徐先生の研究室の研究費から出る.
ってマジかよ��( ̄□ ̄;)!!
何と中国の大学ではきちんと「接待費」なるものが与えられているんだそーである.モチロンそれはチカラのある研究室に限られるワケだけれども.

しかしスケジュール表を受け取ったワタクシは軽く意気消沈.ナゼって全ての食事場所が既に決定されていたから.観光なんかも旅行社のガイド付き,つまり別行動不可能.がびーん.
旅の楽しみは何かっつったら現地の人々のナマの生活をナマで見るコトじゃーないっすか.観光地だけ巡ってゼイタクな料理を食ってばかりの旅じゃ,楽しみも半減である.がっくり.

ま,それはさておきバスに乗ってホテルへ移動.・・・する途中,ワレワレの目の前に物凄い建築物が現れた.ばばーん!!



なんじゃこりゃ.って思うでしょ? 答えは銀行.なんとゆーダイレクトさでありましょうか.お金の形をした建物が銀行て.ノッケからカルチャーショックな中国旅行.さてさて,この先どーなることやら.


・・・つづくのである