日曜日〜月曜日

カヨ,カズミ,トモヤにミスズと五人で新宿集合.UGAプチ同窓会.ワタクシ以外はみなもう社会人である.しかし水は低いところへ流れるのである.毎度の如くトモヤが恋愛ネタで弄られるのだった.

おかんのウチに帰ってワールドカップの決勝を観戦後,そのまま車に乗り込んで大学へ.450キロを休憩一回で走破できたのだからかなりチョーシよかった.

夜は早めに大学を出て,落胆中の友人に付き合う.彼女があのオトコにそこまで惚れていたとは知らなかったが,それゆえに傷も深い.だが,そのときは人生の全てを失ったような出来事でさえ,時を経ればヒトは乗り越えることができる.ヒトリの友としてできることは,そのときが来るまで気を紛らせてやることくらいのものだ.
今ワタクシは苦労を「乗り越える」というような表現を使ってしまったが,その言葉は正確ではない.なぜなら,傷から立ち直るというのは,目の前に立ちはだかる障害物を越えて向こう側へ行くとかいうようなことではないからだ.結局傷から立ち直るということは,その傷を気にしなくなる,ということでしかないのだ.例えばワタクシには父親がいないが,今のワタクシが父の不在を気にしていないように.