本当に序曲だった.

その後,自分で完了したつもりになってた操作が全然手付かずで放置されてたり,実験室の床が水浸しになったり,同期は同期でプレートの裏表を逆にセットしてしまったり,絶縁体を挟んだまま電流を流そうとしてみたり,散々でした.お互いに「一人で残ってなくて良かったね」と笑って消化し合い.実験は何とかやり遂げました.

そしたらボスからメールが来ました.ジャーナルから送られてきた論文の最終校正を明日までにやれ,という衝撃の内容ではありませんか.でももう眠いので帰ります.


学会まであと二週間.実験のペースは落とせません.仕方がないので明日もマシンになろうと思います.できれば,エラーの少ないマシンになるつもりで.でも,こんな感じで只管に実験を回している自分も,結構好きです.