土曜日 合コン…てゆーか

後輩の被爆ネタと,看護学生に一人いた天然の女の子の自爆ネタで,大いに盛り上がる.しかし二次会に行こうという誘いは全滅で断られ,成果としては完敗.笑いに走り過ぎたかな.


帰り道,一緒にいた後輩と話しながら帰る.彼は夏前から神経内科に通いだして研究室にも来なくなっていた.合コンをエサに誘い出せば,少しはそんな話もできると思っていたわけだが,果たしてそうなってくれて良かった.


人に嫌われたい人間はいない.だが自分に自信のない人間は,自分の強さを相手に印象付けようとする.あるいは,弱さを印象付けようとする.そうすることで,自分という存在の許しを請う.自分の欠点を隠し,長所だけを見てもらおうとする.そして結果的に,更に嫌われることになる.
人が誰かに好意を持つということは,その人の長所のゆえとは限らない.また,欠点のせいで嫌いになるということもない.相手にとって自分の欠点は,「好きな人間が持つ嫌いな点」であるに過ぎない.しかし自分で自分を好きになれない人間は,他人も自分を嫌いだと考えている.だから誰かが自分の長所を褒めてくれたりしても,それを「嫌いな人間が持つ好きな点」として解釈してしまう.そしてその点に固執して,相手が褒めてくれた通りの行動をしなければ,自分の存在が許されないと感じてしまう.
しかしそもそもどうしてその人がそんな風になってしまったかと言えば,それは親や教師が,自分たちの思い通りに子供が感じたり行動したりしなければ,許さなかったからである.感じたとおりに感じ,思ったとおりに思うことを,禁じてしまったからである.
そのような環境で育ってしまった人間が,自分に自信を持てるようになるのは簡単なことではない.しかしその人を変えることができるのは,本人以外にはいないのである.


でも,とりあえず僕は,下の言葉が好きである.

〜Heaven helps those who help themselves〜

天,自ら助くるものを助く