二日目・午後

毛越寺の次は達谷窟毘沙門堂.断崖絶壁から迫り出すように建てられた建造物である.中には多数の毘沙門天像が祀られていた.ちなみに毘沙門天ってのは四天王のうちの一つ,多聞天と同じもの.多聞天は北面の守護神で四天王中最強と言われてて,だから上杉謙信なんかが守り神として崇めるような武神として扱われるんですよ.仏教の神様なのに.


さて,平泉はこれでおしまい.これから海へと向かうんだが,途中に二つ続けて渓谷がある.一つ目は厳美渓.この日は水が多すぎて谷の雄大さがいまいち分からん.


続いて猊鼻渓.日本三大渓谷の一つらしい.残り二つは聞いたが忘れた.ここは舟に乗って遡らないと見えません.この日は増水のために半分までしか進めないってさ.しかし気温は低いわ,雨は降るわで,全くもって凍えた.


このあと一気に気仙沼まで行き,地元ではマンガにもなって超が付くほど有名な「あさひ鮨」に行く.・・・美味なり.写真は,ない.


食後は唐桑半島の先端にある宿に向かう.天気はようやく回復してきた.もしかしたら夕焼け小焼けが見えるかもと思ったのだが,肝心の西の空が厚い雲に覆われたままであった.ザンネン.


そして晩御飯は・・・