八月一日,ジョージア.

ビジネスクラスのフライトは本当に快適で,結構あっという間に着いた.空港で二年ぶりにシンヤくんに会い,案の定「荷物これだけ?」と言われる.僕はいつも荷物が異常に少ない.

空港に向かう車の中.シンヤくんの電話を借りてジュンイチにコール.おー,来たぞ!今日晩飯食おうや.ってゆーかお前,聞いたぞ!女できたらしいやんけ!あ,メグミもまだコッチにいんの?呼ぼうぜ!

そんな僕のハイテンションコールを聞きながら,シンヤくんは運転席で苦笑している.あー,またこれからこのテンションに付き合わんといかんとか〜

そしてシンヤくんの部屋,すなわちこれからの僕の住処に到着.これからは共同生活,よろしくなっ♪

荷物を置いてシャワーを浴びて,よし行くか〜

というわけで,向かったレストランはGritt.ベジタリアン系のお店である.しばらくするとジュンイチとメグミもやって来たので,店内に入って席に着く.しばらくするとマコトも来た.そーだった,呼んでたんだっけ.苦笑

で,注文の品が出てきた時に,僕は二年間のギャップの恐ろしさを痛感したのである.アメリカの料理,デカすぎ!おかしいな〜前回1年半もアメリカにいて,最後の方はこのサイズにも慣れてたはずなのに・・・想像を絶してデカい.ダメだ,食い切れんよこんなの.

食いながら話してるときに,ジュンイチがポツリと言った.

「また嵐が来ましたね〜」

嵐でも何でも,人の心に残る生き方がしたいもんだ.