今読んでいる本

存在と時間〈上巻〉 (1960年) (岩波文庫)

西田幾多郎キーワード論集 (エッセンシャル・ニシダ)

どちらも難解極まりない．特にハイデガー．１日に１０ページ読むのがやっとって感じである．同じ段落を何度も何度も読み返して，よーやく何が言いたいのかが見えてくる．見えてくるとゾクゾクする．なんちゅーことを考えるんだと．今読んでるのが上巻の，やっと１００ページ．ちなみに全３巻．何ヶ月掛かるかな・・・

西田の方は，過去に解説書を幾つか読んでいるのでまだすんなり読める．否定即肯定とか，無限の限定とか，彼独特の言葉が連打されているので，こんなの慣れてなかったら意味不明（爆）．でもそれの意味するところが分かってる人にとっては，こんなスリリングな文章はあるまい．１行読み進む度に頭がクラクラしてくる．刺激が強すぎて一度に沢山読めません．