よく聞く話,続き.

id:sadamariからリクエストが来たので.それにしても本当に聞いたことないですか?いちばん典型的なケースは嫁vs姑なわけですが.
実は似たような問題を僕は2004年の9月21日に書いている.(当時は彼女いなかったけど.苦笑)

ワタクシにとって嫁さん=最も大切なヒトである.その嫁さんと二人でできるだけ楽しくて充実した人生を築いていきたいと思う.「二人で楽しむ」というのは,二人一緒に楽しいコトをやるのはモチロンなんだけど,同時に「お互いそれぞれがやりたいことを好きなようにやっている」状態が不可欠だろう.自分の人生を楽しんでいるヒトとは,一緒にいるだけで気分も良くなるものだ.・・・育ててくれた親に恩があるのは事実だが,それよりは嫁さんの人生の方が遥かに大切だと,思う

そんなわけで,冬休みの間に彼女を連れてお袋の元を訪れたとき,僕はハッキリ言ってきた.「これからの僕にとっていちばん大事なんじゃ彼女であって,おかんじゃないってことは踏まえといてな.」と.
「そりゃー当然でしょうよ」と応答したお袋も結構オトコマエ.

嫁と自分の家族や親戚との間で何かあった場合,最も理想的な対応は「積極的に仲裁を買って出て,円満解決」というものだろう.だが,それがどれだけ困難でエネルギーを遣わせるものであるかくらい,考えなくても分かる.僕は最善よりも次善を狙う.たとえ誰かを傷つけても彼女にだけは不快な思いはさせない,ということを言葉と行動で示しておけば,彼女の友達のように「一人で泣く」という事態は絶対に起こらない.

以上が「僕にできること」.
しかし,じゃあ女性の立場だったらどうすればいいんだろうな,と僕は彼女に聞いてみた.少なくとも旦那の家族に気に入られれば,厭味を言われるなんてことはないわけだけど,だからって家事を頑張るとか,そういう旦那の親の価値観にまるっきり従ってるんじゃしんどいしなぁ・・・あれ,意外と難しいな.やっぱり一人で家庭に入っていくってのは結構弱い立場なんだな.でも,何かもっと積極的な方法はないだろうか.

しばらく考えて,彼女は言った.
「旦那の親に対して旦那のことを褒める!これええんちゃう?」

いいかも知れない.自分の息子を褒められて,気分悪いわけないもんな.


・・・参考になるかね,sadamariさま?


ちなみに,一昨日の日記を読んだお袋が,彼女にメールをしたらしい.
「お友達,大変ですね.私も主人が病気になったり大変でしたが,そういう大変さは経験しませんでした.私は貴女には絶対にそんな不快な思いをさせるようなことはしないので安心して下さい」とか何とか.
いや,オトコマエだね,お袋.