需要と供給の関係を無視ですか

mixiを見ていたら「博士になるまでに9年間も学業を頑張ったのだから,年収500万くらいは欲しいです」という書き込みがあってお茶を噴きそうになった.資本主義において給料は努力に対するご褒美じゃないし,というか研究職の年収の低さは好きなことをして生きるのに必要な対価じゃないのか.僕の年収は円高のお陰で270万円ほどにしかならないし,多分大卒で就職している同年代の人間の年収に比べれば半分くらいしかないと思うけど,全然不満じゃない.とゆーか研究してたらお金使う暇がなくて年間100万くらい貯金出来ちゃうし.とゆーか金が欲しかったら最初から博士課程なんかに進学するなっての.ま,そーゆー甘えた人たちが研究者世界の底辺を形成してくれるお陰で,研究に情熱を捧げる本気の人たちの相対評価が上がったりするわけで,その点については有難いとさえ言えるけどね.