事件だっ

先週のこと,彼女からちょっと事件があったので話せるかとメールが入る.何だろうかと思いつつskypeコールを掛けてみると,「ラブレターが届いたん」と言う.ついに来たか,遠距離恋愛最大の難関,新たなオトコの登場が!・・・とは思わない僕.おっ,凄いやん.やっぱり貴女はモテるねぇ.あ,でも見ず知らずの相手だったらヤバいのかも?

「いや,冬にとある人から告白された話はしたよね?その人が『やっぱりもう一度会って欲しい』って.もちろん会わないけど」

その人の話なら憶えている・・・って,あれ?そう言えば,その人とは僕が君と出会う前から面識あったんだよね?

「うん」

ということは,その人がそこまで惚れちゃうってことは,少なくとも何回かデーツ的なものを繰り返してないと無理だよね,まさか思春期じゃあるまいし.

「うん,何回か食事に誘われたことがあったよ」

・・・もしかして,僕が君にモーレツにアタックを掛けていたあの頃と被ってた?

「被ってた」

おっとっと,いやー,僕は知らない間にその人と君を取り合っていたのか.

「けんくんは?あのとき他の女の子とデートしたりしてた?」

そりゃもちろん,してました.

「ですよねー」

君に焦点を絞ってからは,他の女の子は目に入らなくなりましたけど.いや,入るけど,他の子より君とデーツしてる方が圧倒的に楽しかったもんで,だんだん貴女としかデーツしたくなくなりました.はい.

「知ってる☆」

ですよねー...って,あれ?いやしかしちょっと,待ってくださいよ?確かメールで話してくれたと思うんですが,僕がアメリカに出てくるちょっと前くらいだっけ,君は大学のセンセイをやってる人からも告白されたんでしたよね?

「うん」

てこた三つ巴!?Σ( ̄□ ̄;)!!

「いや,正確にはもう一人...」

4人かよ!?Σ( ̄□ ̄;)!! マジでー ほんの1年足らずの間に,僕も含めて4人の男から告白されたわけですか・・・どんだけモテてんのよ.・・・というか,僕は競争相手が実は3人もいたなんてことは夢にも思わず,おめおめとアメリカへ出てきてしまったわけですか.一人だけ重すぎるハンデ背負わされてる...ていうか自ら背負ってたんですね.危なすぎです,それ.


・・・続きは明日.