金曜日

昨日・今日と外食続きで、二日とも話が盛り上がって帰りが遅くなってしまった。

それにしても今日一緒だった友人が、映画は「橋」が好きだと言ったのでビックリした。それ、僕も見た!古いドイツ映画の、全く救いのない話でしょ?ナチスに憧れる少年兵が、橋を守れって言われて、でも一人残して全員死んじゃうんだよね。その一人が、泣きながら友人の遺体を引き摺って歩いてくラストシーンがほんまに何とも言えへんかったわ。何年か前にNHK教育で夜中に放送してたのよね?僕が見たのはそれやけど。 そう、それです! みたいな。

売れることを狙った映画はストーリーが都合良過ぎて、現実にそんなんあるわけないじゃんと思っちゃうって、映画館に通いまくってた頃の僕と全く同じことを言う。嬉しいじゃないか!

あの映画を観たときは強烈な印象が残ったけれど、まさか一生のうちにこの映画について話す機会があろうとは、思ってもみなかった。

これまで一緒にご飯食べたり飲み会やったりしてきた中で、この人は僕の研究の夢とか、恋愛の話とかを理解して聞いてくれるし、この人自身の考え方や感じ方も僕にはよく分かる気がしてたんだけど、こんなピンポイントで一致するところがあったとは・・・

ということで、ここ最近思ってたことを言ってしまうことにした。30過ぎてから言うにはちょっと青臭い台詞なんだけど。

「僕、君とは親友になれると思ってる」