思わず行動

そして午後に、昨日僕の誘いに乗ってくれた人からメールが届く。

「昨日の件に関してなんですが、上司から強い難色を示されました。」

なんだとーぅ。実はこの人、去年も僕の研究を手伝ってくれそうな雰囲気になったことがあったんだけど、そのときもこの上司さんがストップを掛けて消滅してしまったのだ。またかよ!

いや、今度はそうはいかんぞ、とメールの返信を書き掛けたんだが、途中でええい、シャラくせー!と思って電話にする。

「内藤ですけど、今から時間あります?あ、大丈夫ですか?ほな今から行きますわー」

ということで直接乗り込んで改めて説得。

「昨日思いついた言葉なんですけど、この植物があって、こいつらを研究するための実験基盤が揃ったらそれこそコイツらは『次世代モデル植物』になると思うんですよ。分かります?これが出来たら、僕らが時代変えることになるかも知れないんですよ!○○さんも、この植物に賭けてみてもらえませんか?」

みたいなことを語ってきてしまった。熱いなー、僕。

結果、あらためて引き受ける気になってもらえたみたいだ。が、その前に上司の上司にあたる人の許可を取る必要があるということだったので、じゃあ今週中に二人で一緒に乗り込みましょうぜということになった。ふう、応募する前段階から苦労が多いぜ、こりゃ。