BBQ

と書いてバーベキューと読む,ということを知ったのは確か大学1年の秋頃だが,そんなことは全然どーでもよくて,夜はディナーパーティーだったのである.
本来セドリック邸で行われる予定だったのだが場所が変わって,同じく同僚のエイミー宅に行く.そこで彼女のルームメートらと共にテラスでバーベキューと洒落込んだわけである.
今度はセドリックを覗いて全員アメリカ人だし,セドリックも既にアメリカは長いのでハイパーフルタイム全神経集中型英会話.うおう.
ナイスガイの彼らは俺の英語を評して
「初めて英語圏に来てるにしちゃブリリアントだ」
と言ってくれるのだが,「初めての割りに」という条件付誉め言葉である.実際生活する上ではそんなもの役に立ちゃせんので,とにかく精進あるのみ!
などと意気込んでみても,聞き取れないものは聞き取れない.
「ぱるどんみい?」連発.敗北感いっぱい,お腹もいっぱい.
だってBSEで話題沸騰のアメリカンビーフは脂身の少ない俺好みで,しかもデカくて分厚くて美味しかったんだもん.
ソーセージもスパイスやらハーブやらが入っててサイコー!
テラスで炎の明かりに照らされながら肉を頬張りつつビールを飲みつつ,会話を交わすのはなかなか乙なものであった.