オモチロイ話

昨日カリールの車であらぶあらぶの大騒ぎで帰ってから,キッチンで晩飯を食っていると,ウクライナ人ユウリが登場.カリールはまだコウフン冷め遣らず,
「ユウリ,知ってたあらぶか!?日本は左側通行あらぶ!!」
はいはい,もううるさいよお前.で,そーいえば殆どの国では車は右側通行なのに,左側を走るのは日本のほかはイギリスと,その植民地だった国だけだ,とゆー話になった.何でだろう?
答えはユウリが知っていた.といってもイギリス人の友人から聞いた話だそうだが,まだ馬を使っていた時代,元々ヨーロッパの国々は皆左側通行であった.というのも,馬で友人と出会ったら握手のために右手を差し出すのに便利だし,戦争となれば右手に剣を持つわけだから,左側を進むのが自然なわけだ.しかし,ナポレオンが,というよりはナポレオン率いるフランス兵が,その習慣を変えてしまった.連戦連勝で英雄気取りの彼らは,左側通行の道を敢えて右側通行で進んだのだ.そうすると,左側を進んでいた対向車(車じゃないな,馬とか人とか)は,彼らに道を譲らなければならない.そこのけそこのけ,フランス兵様のお通りダってなわけである.何ともイヤな奴らだ.で,彼らのお陰でヨーロッパ諸国は右側通行が習慣となり,最後までフランスに支配されることのなかったイギリスだけは,左側通行の習慣がそのまま残った,と.
しかしイギリス人が言ったイギリスに都合の説明なだけだという可能性もあるし,実際のところどうなのかはワタクシはシラナイ.が,少なくとも合コンとかお茶の席で使える話であることにはマチガイナイ.コレを読んだ皆さんは是非この話を憶えて,物知りぶりを発揮していただきたい.

以上.今日はコレまで!