お米

インディカ米*1はマズい,変なニオイがする,と色んなトコロから言われている.いつか日本が冷夏で米が不作となり,東南アジア諸国から緊急輸入したけど誰も買わなかった*2,というのはまだ10年そこそこ前の話である.
ワタクシもアメリカに出てくる前に色んなシトから「カリフォルニア米*3ならウマイらしいよ♪」と言われてきたが,スーパーで値段を見て余りの高さにに跳び上がり,お店の天井を突き破って修理代を払わされたりはしなかったわけだが,こんなにお金を払ってまで米なんか食いたかねェよ,いうわけでパンやパスタを食っていた.
で,最近ナユタとのテキトー晩御飯プロジェクトがスタートしたんだが,こないだ彼がそのインディカ米を買ってきた.値段はカリフォルニア米の6〜7割程度である.おー,じゃ早速食ってみようぜ♪というわけで,炊飯器などあるわけないので鍋で炊く.
まずは炊き上がりの状態である.前日カリフォルニア米を炊いた時は鍋に焦げ付いてエライコトになっていたんだが,粘りの少ないインディカ米は焦げ付きも少なく,イイカンジである.さて,味の方は…
コレがウマいんである.変なニオイなど全然しない.甘味も十分あって,高い金を払ってカリフォルニア米を食うなどバカバカしくてやってられない.これ以降,我々は毎日インディカ米を食っている.
さて,ココでこのインディカ米のヲススメ利用例を紹介したい.粘りが少なくて焦げ付きにくい,という性質から,このインディカ米はアウトドアにおいて飯盒で米を炊くときには最適であると思われる.
とゆ〜ワケで,家族キャンプで子供の前でカッコつけてウンチクを垂れながら結局失敗してしまったお父さん♪さあ,インディカ米を持ってキャンプに出かけましょう!もうコゲツキなんて怖くない!おいしく炊けたご飯で,アナタは家族の尊敬と信頼を獲得できること請け合いダァッ!!(アメリカのテレビショッピング風味)

*1:東南アジアで主に栽培されている粒が長い米.日本の米のように丸いのはジャポニカ米という

*2:お陰でその年のインドネシアなんかのお米の値段は7倍に跳ね上がったのにネ.インドネシア人にはいいメイワクである

*3:基本的に日本と同じ米を栽培している