ナユタ

彼とは本日を以ってお別れである.で,出立前にイロイロと用事があるようなのでワタクシが車を出してやった.当然だが,右側通行に戸惑う.交差点でウインカーを出そうとしても空振り.

で,ナユタ邸に足を運ぶと,玄関には荷物の山.
「ケンさん,コレ貰ってクダサイ」
いらんわ,どあほ!!確かにフライパン等料理道具は貰い受ける約束をしておった.しかしヲマエ,ナンだこの,開封された酢の瓶がナゼ二本もあるのだ?なぜ開封されたシチューが?なぜ開封されたシロップが?だが何より…
今更,布団なんか必要ねえヨ!!!
「枕もいらないっすか」
いらん!
「この布団カバーとか,キレイですヨ♪」←ナオコ
二人揃ってシツコイんじゃ!!
勿体無いけどそれに負けたら要らんモンが増えてしょーがないの.だから捨てなサイ.

んで,マズは郵便局へ.そして荷物を実家へ…送り出し…というところで,局員に止められるナユタ.
「その箱は使えないから,ちゃんと規定のを買ってください」
��( ̄□ ̄;)!!←ナユタ
で,仕方なく新しい段ボールに荷物を詰め替えるナユタ負債,じゃなくて夫妻.イッタイ何を送るんだヨ?オメー前に荷物全部送ったんぢゃなかったのか.
「南米旅行の土産とか,浴衣とか…」
浴衣ぁ…?
「彼女が持ってきたんですヨ.浴衣と下駄」
んなもん持ってきてどないするつもりやったん,ナオコちゃん?
「ウケると思って」
ズコ.えーっと,ナオコちゃん?キミらコレから「アメリカを見る」ために旅をするんだよね?「日本を見せる」ために来たワケじゃないヨネ?タダでさえ長旅は荷物が増えるのに,更に余計なモン持ってどーすんのよ?

で,その後もチマチマした仕事をやっつけて,よーやく昼飯.ナオコちゃん,ナニ食いたい?
アメリカっぽいものがいいです」
じゃ,ピザにすっかぁ!というわけでピザ屋へ.アメリカをまだ知らないナオコちゃんはココで血走った.
「イチバン大きいサイズのがいいナ」
わっはっは.じゃあ3人でソレをシトツ頼んでみるかね?というわけで注文.そして出てきた,バカデカピザ.マチガイ無くタベキレナイ.そしてアメリカの料理はデカイだけではない.
延々と同じ味が続く
のである.京料理のように「オイシイモノを少しずつ」という概念とは正反対のアメリカ料理.「マズイモノを大量に」である.ま,どーせ残しても持ち帰りできるし,でもとりあえず彼女には責任を取って限界まで食べるコトを強制したワタクシ.
そしてその後も何やかやあったが,とりあえず9時半のバスで出て行った.そしてバスの中でまたあのピザを食うのだろう.
ナユタ,ヲマエのお陰で随分この日記を盛り上げさせてもらったヨ.また,今度は日本でナ.