よく考えると時間軸が前後してしまうのだが,まあソレはよいであろう.ワレワレが最初に船に乗り込んで荷物を置き,土産をカバンに詰めなおしたりしてたときのハナシ.この2等船室で,ワレワレのイチバン近くの場所を陣取っていたのが,id:KEN_NAITO:20040730およびid:yori_nonsan:20040729で登場してる「ユンちゃん」であった.彼が「日本を旅する日本語」とかナンとか,そんなタイトルの本を熱心に読んでおったので,よりこ氏が話しかける.モチロン韓国語で,ウンタラカンタラ.この事態に,ユンはビツクリギョーテン.大いに焦る慌てるアタフタする.そして…
「ゆあ こりあん いず べりぃ ぐーっ」
ぷっ.
何で英語やねん
コレがユンとの出会いであった.

さて,お小遣い事件から解放されたワレワレがまた船室に戻ってくると,相部屋となった韓国人達がもう打ち解けている.へー.日本のフェリーじゃこんなことはあり得ないってワケじゃないが,マズない.日本の国内フェリーの二等船室は大抵沈黙の場である.しばらくするとスイカやらスルメやらソジュやらがドコからか持ち込まれてきて,ワレワレも誘われた.
さて,その韓国人達の顔ぶれはというと,ユンの他にカップル(正確には違ったらしいが)一組,二人組みのおねーさん,子連れの日本語教師(別室にいたらしい)と旅行するというおねーさん,ソレからワーホリで博多で仕事するというオトコノコ.
しかしながら円の中に加わってみたものの,会話は殆ど韓国語.ワタクシの出る幕はナシ.途中よりこ氏がお風呂に出向くと,ワタクシは更に孤立.で,皆がガハハ,と笑った場面でもワタクシはポカンとするしかなかったのだが,ココで笑いでも取っておこうと思って,両手を前に突き出しつつ
「わからーん!!」
と叫び,狙い通りの反応を得る.と,カップルのオトコの方がワタクシに向かって言う.
「そぉりぃ, うぃ どん すぴーく じゃぱにーず」
あはは,このやろう.というワケですかさず
"What about English?"
とやり返すと向こうは驚いてソックリ返り,周りは爆笑.よっしゃ.ツカミはオッケー♪
よりこ氏が風呂から戻ってきたトコロで,よーやく船が動き出す.なぜ「よーやく」なのか?それは…
夕方7時までに乗船しなきゃいけなかったのに,出航が…
夜11時
4時間全然動きません.意味が分かりません.しかしまあ出航はやはりデッキの上で,というワケで皆でデッキへGO♪…続く