オイラもCD紹介とか始めてみよっかなー.ってなワケで,どう考えても需要の少ないクラシックのお気に入りCDを,気が向いたときに書いていこ.

でまー今日は上記の図画工作,じゃなかった,実験操作を終わってみれば頭クラクラ心臓バクバクの完全なオーバーワーク状態になってしまったので,ヘッドフォンでこんな曲を聴きながら一時間程,椅子の上でウツラウツラしておった.
ベートーヴェン : 弦楽四重奏曲第15番&第16番
ベートーヴェン弦楽四重奏曲第15番
ベートーヴェンというとドンドンジャンジャン,勝利ダ!歓喜ダ!!バンザイ!!!的なイメージがあるんだけども,交響曲の第九以降は弦楽四重奏(ヴァイオリンが二人,あとはヴィオラとチェロが一人ずつ)しか作曲してなくて,基本的にドレも透明感溢れるビュリホーな音楽なんである.で,特にこの15番の第三楽章は,ワタクシ的には究極の癒しの音楽なのだヨ.
それもそのはず,実はこの15番の第二楽章まで作ったトコロでベートーヴェンは病気が悪化して危篤状態に陥り,ソレが落ち着いて復活したときに書かれたモノなんだそうな,この第三楽章は.
でまーどんな曲なのかというと,昨日の晩まで死ぬほど辛かったのに,今朝目覚めてみるとその痛みやら苦しさがスッと引いていて,白いカーテン(白でなくてはイケナイ,ワタクシ的には)を通して柔らかい日の光がキラキラと差し込んでて,オマケに緑溢れる木々の梢で鳥がチュンチュン鳴いている,とまーそんなカンジなのだ.ワー!!
というわけで,キョーミ魅かれた方がいらっしゃったら,聞いてみて下さいナ.
因みにこの第15番,第五楽章まであるんだけど,癒された後の第四楽章は明るくて軽いカンジで,健康の喜びを味わっているかのようなのだが,コレはあっという間に終わってしまい,突然に夢から覚めたように,悲しみの詰まった第五楽章に移る.良い時は長くは続かない,結局人生は辛いモノなのだヨとでも言うように.ウー!!