さて,寝床に入る前に携帯のアラームを5時半に設定する.そもそも何で船で帰りたかったかというと,水平線から昇る朝日を写真に撮りたかったからである.小学生やサン・ユン&テとの出会いは,予想外だったのでソレはソレはオモチロかったのだけれども,朝日を眺めずして,船旅の何するものぞ.と思いつつ,おやすみー.

そしてアラームに起こされてみると,明らかに違和感.船が止まっている!?ウソダ!!と思ってデッキに上がってみると…
��( ̄□ ̄;)!!がちょーん!!
ソコは既に博多港
水平線はドコ!?
ガックリ.夕方7時に乗って夜11時出航.そして翌朝5時には博多に入港してたらしい.そして下船時間は朝8時.出航前の4時間と,入港後の3時間はナニ!?てゆーか…
動いてる時間より止まってる時間の方が長いやんけ!!
プサン・博多両港の労働者に告ぐ.
もっと働け!!!

以上,突っ込み.でまー7時まで二度寝してから荷物をまとめ,ソヒョン達の部屋の前に行ってみる.彼らも眠い目をこすりこすり下船の準備中.ワタクシには気づいてない.というわけで…お決まりですが.
アンニョンハセヨ〜とワタクシが少し大きめの声で連中に声をかけてみると
アンニョン…
一人か二人くらいしか返してこない.しかも後半は尻すぼみで聞こえん.コラ!!
アンニョンハセヨ〜!
「アンニョンハセヨ〜」
さっきよりはマシだけどねえ.ワタクシは彼らにクビを傾げてみせ,もう一回,
アンニョンハセヨ〜!!


「アンニョンハセヨ〜!!」
ヨシ.全員がビシッと揃った.周りの部屋の小学生達は何事かと部屋から出てきて,あー,あの人だ,という表情である.にっひっひ.

その後部屋に戻って相部屋連中と最後の写真など撮り合う.と,船員が部屋にやってきて,日本人の方5人だけなのでで先に降りて下さい,とのこと.じゃあネ.バイバイ,サン,ユン,テ!…続く