デカルトは延期

えー,今日もデカルトの続きを書くツモリだったんだけど,昨日コメントをくれたid:ajianさんのエントリーid:ajian:20050623#p2を読んで,やたらに共感してしまったのでそのハナシを書くコトにする.

彼女笑って「それは勝手よね」と返す。でも元roomieとしては、明らかに尊重してくれなそうなヤツん所に行くってのにはやっぱり反対したいのよ。うんまあね、でも…という返事。堂々巡り。結局彼女は彼女の思う所を完結させるのだろう。それがKellyであるし。何と言って止めさせればいいのかって事にひとしきり思いを巡らしてこれもまた政治と思う。元roomieってのは元カレより明らかに権力構造の下にいる。


ああ…と思っちゃったヨ.ワタクシも何か似たよーな境遇にいてねえ…
ワタクシのある女友達に,最近付き合う相手がデキた.しかし相手手のオトコにはモヒトリ,遠く離れてはいるんだがカノジョがいる.よーするにフタマタである.友人もその事実は知っている.知った上で付き合ってるんだから,相手のコトが好きで好きでシカタガナイのかとゆーと,そーでもない.しかも相手のオトコは,もーしばらくするとそのカノジョのトコロへ引っ越す.どー考えたって,オトコにとっては単なる退屈しのぎでしかない.


「おまえ,そんでそれ以降はどーすんねん,てゆーかどないしたいねん」
「分かりません…」
「奪いたいとか,思わへんの?ほなそんな安売りせんでもええんちゃうんかおい」
「だって…やっぱり寂しいんです…」
「…けっ.まーオマエがそれでええっつーんならええんやろ」


他人なら,アホなやっちゃで済む.もっと近しい人間なら,何としてでも辞めさせる.だが,自分とその友人とのカンケイには,微妙な距離があるのだ.ソコまで親密ではない故に,結局彼女の人生がどうなったトコロで,自分の人生には蚊ほどの影響もでない.いや,正直に言うと,ワタクシにとって彼女は認めていた人間だっただけに,あっさりとそんな状態に陥ってしまったことが,ショックなのだ.だが彼女の事情を詳しく知っているワケでもナイので,オマエはこーすべきだと,ガツンと言ってやることもできない.彼女の幸福の条件は,ワタクシには分かり得ない.ただ…


いつか悔し泣きしながら「今の自分じゃダメだ」と言ってた時の彼女の気持ちは,ドコへ行ってしまったのだろうか.あの時ワタクシは,コイツとは長く続く友情を結べるだろうと思ったんだけどなあ.


だが,ソレも所詮はワタクシの望みに過ぎない.今の彼女自身にとって,その時の気持ちに従った方がいいのか,やっぱり今のまま流されている方がいいのか,ワタクシにはわからない.


でも,本当に今の状態でいいと言うのなら,責めて,もう少しくらい満足そうな顔をしないか.