その42〜救うとか,救われるとか〜

その40(id:KEN_NAITO:20050630)で書いたよーな,プライドの拠り所を他人に依存してるよーなヒトにせよ,その41(id:KEN_NAITO:20050701)のよーに,他人に対する優越感によって自尊心を満足させているにせよ,ヒトに認めて「貰わなければ」自尊心を満足させられない,とゆーのは不幸なコトだ.理由はカンタンである.他人に自分を認めさせようとすると,他人の価値観に従わなければならないからだ.自分の感情に逆らっても,他人の基準(だと自分が思っているもの)に合わせた行動をとることを,自分に強いてしまうからだ.アタリマエだが,ソレは自己の内面と外面の不一致を招く.つまり,再び「寂しい」状態に戻ってしまうのだ.ガビン.ナントモカントモ,皮肉なコトである.


ま,そんな状態から脱出するにはヤツパリ,自分のプライドくらい自分で満足させるっきゃナイんじゃナイすか.


ヒトよりスゴイとか劣ってるとかソンナんじゃなく,過去の自分より今の自分が良くなってればイイんである.別に自分ダケの価値基準とか,そんなのイラナイ.例えば筋トレとか,ダイエットとか.そんなんでも効果あるんですよ実は.
そんなアホなと思うシトもいるかもネ.でもホラ,バッチリ髪型がキマった日とか,その日イチニチ気分良く過ごせたりするでしょ?人間なんてソンナモンなんである.


ダイエットったって,ベツにヒトよりキレイになろーとしなくてイイんである.ぶっちゃけ,他人には気付かない程度のダイエットでも,自分で「あ,スリムになった」って思えればヨシなんである.ソレだけで気分は良く,笑顔が増えて積極的になれたりするもんだ.そして結果として,他人にとっても好感度UPである.よーするに,ソレまでの自分よりキレイになれれば効果はある.イチバンの美女になどならんでイイのだ.痩せる以外にもキレーな服を着るとか,化粧を工夫するとか,髪のイロを変えてみるとか,ソレだけで気分は浮かれてくるモンでしょ(ぉぃ).そーゆーのが「明るい表情」を生み出し,物理的な変化以上の魅力を作り出してしまうんである.


って,例えがダイエットじゃワタクシの人格を疑われそーだ(いや,実際エロいっす).ベツにナンデモイイんである.ベンキョーでも,知識でも,外見でも,お笑いトークのネタ集めでも,今の自分が過去の自分より成長してればオッケイ,昔はデキなかったコトが今デキるよーになってればザッツオーライ.ソレがオトナになるとゆーコトで,そーやって自信を身に付けてイケばイイんである.


…なーんてコトを言うと,「他人の成長速度より自分の成長速度が遅ければ,ソレは退化してるのと同じコトで意味がナイ」とかゆー輩が出てくるのがツネだが,ソレはシゴトとか「社会的な出世」を目指す上でのハナシでしかナイ.アタリマエだが,経済的な成功度と人間的な魅力とは比例しない(反比例でもナイけれど).そして,そんな台詞バッカリ吐いているよーな人間こそ魅力がナイ(だから本人は寂しい).


何のハナシだっけ?


まートニカク,日々自分で自分の成長を感じているシトは「プライドが飢える」なんてコトはナイ.そしてワタクシは,そーゆー女性が好みd(爆)