年末、31日。

午後九時、年末恒例行事の始まりである。予備校時代からの友人四人+ノリコでのカウントダウン@HUB三条河原町店。ココでプライドを観戦しつつ、新しい年を迎えるのだ。その後は八坂で賽銭を投げ、清水寺でシュールな御神籤を引く。コレが恒例行事。


HUBでの会話。今回は参加できなかった、キタくんが話のタネ。彼はデコが広い。別にハゲ上がってるとかそんなんじゃないのに、デコがメッポウ広いのだ。




  10cm なんである。言い換えると・・・




  0.1m ぶはっ





何だか、大台に乗ったってカンジでしょ? まさにK点越えですわな。とまあココまでならイツモの話。しかし今回は新たな伝説が出来上がったんである。キタくんの身長は175cmである。そのうち10cmがデコ。つまり・・・




  デコが身長の5%以上?


おおお、数字って怖えーな、ってトコロから矛先は現場のハセガワくんへ。彼は眉毛が薄し。異常に薄い。平安時代の麿みたいな眉毛なのである。ワタクシは彼を指差して言った。




  「その眉毛、100画素?」


ゲラゲラーっと笑ってるうちにカウントダウン開始。店からはクラッカーが配られ、シャンパンも準備完了。ギュウギュウ詰めになったお客さん全員が飛び跳ねながら「その時」を待つ・・・3!2!1! イヤッホー♪


一斉にクラッカーが鳴り、シャンパンの栓が飛び、乾杯、かんぱい、カムパーイ!ぷはー


と一気にテンションが上がったところで、いざ八坂神社へ。四条大橋で、まだ関西に残っていたカヨ、そしてその友人カズマ氏と合流。ワレワレのノリノリ自己紹介にカヨ爆笑。いい雰囲気である。


八坂にて。
ごった返した大行列を迂回して、裏側から回りこんで賽銭を投げる。10円玉を取り出して、昨年11月に入籍したイヤスくんの幸福を願ってみる。


「イヤスにとって幸多き一年でありますように」


イヤスはコトもあろーにこんな返しをしてきやがった。


「いやそんなんええって。オレもうジュウブン幸せやねんから。」


「テメーコノヤロ、だったら不幸を願ってやるよ。しかも100円で!!」


「アホ、やめろおぉ〜」


ワタクシは財布から100円玉を取り出し、思い切りぶん投げたのだった。