その49

自分を過小評価する人は、成功するといつも驚く。自已を過大評価する人は、失敗するといつも驚く。前者の驚きは愉快であるが、後者の場合は不愉快である。


世の中における「才能ある人」と「凡人」との比率を考えれば、自分が何か特別な才能を与えられている確率って、物凄く低いんだよね。なんだけど、自分の可能性を疑わない人は多いなあ…。特にオトコには、ラッセルの言う「後者」のパターンが圧倒的に多いとです。


「自分の可能性を信じて最後まで貫き通さなければ、前進なんてできない」と言うかもしれない。確かにそういった成功談は多いけど・・・どうかなぁ?「自分の可能性を疑うからこそ成功した人」はいるだろうし、そういう人は多分あまり自慢話をしないだけなんじゃないかな。まあ証明はできないけれど、「疑い」としてはそれで十分だよね。