29日・水曜日 学会一日目

学会初日.発表は午前10時15分.タイトルに人目を引くコトバを盛り込んでおいたオカゲか否か,会場には立ち見が出るほど集まった.オシ.


毎度の如く徹夜で発表のリハーサルを繰り返しておったワタクシ,あとは練習どおりに口とカラダを動かすだけである.・・・だったのだが,最後のキメ台詞がアタマからとんでしまってツメの甘い発表になってしまった.反省.減点5.


とはいえソレを除けばほぼカンペキ.質問も沢山もらえたし,発表後にも多くの人に声を掛けていただきました.懇親会の席では北大の喜多島先生が


「キミ,谷坂さんトコの内藤くんだよね?キミの発表は素晴らしかった.私のようなトランスポゾンを専門にしとらん人間にも分かるように構成を考えてあっただろう.勢いもあるし,その衣装もな.最近の若い人たちにはどうも元気がなくて困っておったもんだが,いや,キミの発表を見て救われた気がしたよ.これからも頑張ってもらいたい!」


と声を掛けてくれたのは軽く感動した.褒め方の手本としてカンペキだと思っていたら,その場に一緒にいた同期も


「ワザワザ褒めに来てくれるなんてスゴイよね!言われた方は励みになるしさ,私もあーゆー年の取り方をしたいもんだよ」


うむ.同感だ.


ちなみに発表時の格好だが,フツー学会発表というとみんなスーツでやるんだけど,ワタクシはそのスーツってもんが堅苦しくて大嫌いで,大体みんながみんな同じ格好だったら,誰がどの発表してたか分からなくなってしまう.ってコトで,薄い黄色地に,胸のトコロに大きく真っ赤なハートが描かれたTシャツを着てやりました.アタマはモチロン刈りたての坊主頭だったので,ヒトメ見ればもう「あ,あの発表をしてた人や」ってのが分かったハズ.