晩餐の後,案内されたのは徐先生の研究室,というよりは研究棟(!)内にあるセミナー室.重厚な机や椅子や,プロジェクターも完備.そして・・・


カラオケもある.��( ̄□ ̄;)!!ナゼッ!?


で,ワレワレはその机を向かい合わせに並べた「ゲスト席」に座らされ,教授等のおエラ方は前に.そして中国人の学生達は・・・


後方にズラリと並んで陣取っている.そして教授が何か挨拶を言おうとすれば大きな拍手.挨拶が終わればまた拍手.そしてナゼか日中対抗カラオケ大会が始まり,おエラ方が歌い始めると学生達は一斉にに手拍子を取る・・・


ワタクシは全身に鳥肌が立ってしまった.中国人が歌う中国語の歌,分かるワケない.モチロン日本語の歌だって彼らに理解できるとは思えん.他国の文化を否定するのは良くないのだが,ワタクシは年齢や社会的立場が上の人間が無条件にエライとゆー儒教文化がテッテテキに嫌いなのである.若いウチにガマンしてれば,歳を取ったときには踏ん反り返ってよろしいなんて,そんな理不尽なハナシがありますかい.オトナも努力しろ!


ワタクシは隣に座っていたid:hiroki6117氏に向かって言った.


「この状態はマズいっしょ.彼らも楽しくナイだろーし,そもそもこのまんま歌を続けられたんじゃ学生同士が交流できない.」
「そーだよねー」
「じゃ,行きますか」

ワタクシとhiroki氏は意を決して立ち上がり,おエラ方に背を向け,相変わらず手拍子を打っている学生達の目の前に座り込んで話しかけた.



「Hi, can I ask your name? This is Hiroki, and I am Ken.」


モチロン相手はオンナノコである.セミナーやってた時から気になってたんだよね,そのコ.ってまーそんなコトはどーでもよくて,ワタクシとヒロキ氏の行動がキッカケを生み,後輩達も中国人学生達と大盛り上がり.ワタクシらの行動が中国人たちにどう映ったのか,聞いてみるのを忘れてしまったのだが,とりあえず結果オーライ.みんな仲良くなったトコロで,気分よくホテルに帰りましたとさ.やっと二日目が終わった.