思わぬ弱点.

七日,七夕.東大のワークショップにてプレゼンである.いつものようにしっかり練習して,アクションのリハーサルも済ませて臨んだワケで準備万端・・・のハズでした.なんだけど,会場が思いのほか広くて,スクリーンがチョーデカイ.それだけなら良かったんだが,発表者のスタンディングポジションが,なんとスクリーンから5mも離れたトコロだったのだ.・・・ヤバ( ̄□ ̄iii)・・・.


ワタクシの順番が回ってきていざ聴衆の前に立ったとき,不安が的中していたことを知った.誰もワタクシの方を見ていないのである.当たり前なのだが,聴衆の目が向けられるのはスクリーンに映されたパワーポイントであって,ワタクシではない.ぬおお,コレはサビシイ・・・.こんな状態で身振り手振りを加えてもマッタク意味がない.それどころか,レーザーポインタでスクリーンを指さなきゃイカンので,チマチマ手を動かすという,恐ろしく小さな動きに限定されてしまう.


なわけで,喋っている途中からワタクシは欲求不満がどんどん溜まっていき,小ネタを挟んでおいた(イチバン大事な)部分でセリフを噛んでしまい,笑いはクスリとも起こらない.ああっもう!


なわけで完全な消化不良で終わってしまったのだが,質問タイムになるや否や色んなところから手が挙がって安堵.夜の懇親会でも方々か声を掛けていただき,そんなもんかと思う.結局,マイクを使わずに関西弁でまくし立てるという二つだけでもジュウニブンに目立つらしい.それに内容についてイロイロと質問をしてもらえたということは,発表した趣旨はキチンと理解して貰えたということでもある.


しかし・・・


もっと上手くやることはできた.次回への,反省とする.が,同時に次のことも忘れてはならない.喩え大失敗をやらかしても,それで世界が揺らぐようなコトはない.所詮大した存在でないワタクシの身に起こるデキゴトに,大したコトなどあり得ないのだから.