二日目は毛越寺(もうつうじ,と読む.・・・読めるかよ).ここは実は元々中尊寺よりも規模が大きかったところである.今となっては壮大な伽藍も殆どが消失してしまっているので,思いを馳せて当時を偲ぶ他は無い.天気は相変わらずの雨だが,まあそれだからこその趣もあるってわけで.
夏草や 兵どもが 夢の跡
松尾芭蕉
ってね.
入り口にいきなり広がる池.本当は塀で囲まれてて,門(これも焼失)をくぐるといきなり壮大な伽藍(平等院鳳凰堂よりでかかった)が浮かび上がる,そんな感じだったらしいところの,池.
紅葉や杉の古木が立ち並ぶ.美なり.
なんとも和やかな地蔵菩薩である.微妙に傾いでいる首の角度がGood.
数少ない残存建造物の中で,闇に浮かび上がる観世音菩薩.
巨大な杉.奥は再建された本堂.
上の写真ほど大きな杉が,実は並木になっているのでした.
母です.