えっ

福島の磐梯山の麓,五色沼のダリ美術館で買ったTシャツがある.結構お気に入りなのだが,それを着ていたら,同僚に「それ何?」って聞かれた.

「ダリだよ」

「え,何それ?」

え…発音間違えたかなと思ったけど,ダリの綴りはDALIである.間違えようがない.しかも,同僚は全員「誰それ?」ではなく,「何それ?」と聞き返してきたのだ.まさか・・・

「え・・・ダリだよ,画家の.知らないの?」

全員が知らん,と言う.僕は慌ててググり,「記憶の固執」の絵を出す.

「これだよ,この絵くらい見たことあるだろ?」

と言ったら,流石にみんな納得していたが,それぞれの台詞.

「アーティストは分からないよ」
「僕はサイエンティストだ」

しょーもないことではあるのだが,勝った,と思ってしまった僕なのだった.