あたりすぎた一週間

先週木曜の夜8時,空港で彼女を出迎えたわけなんだが,そこで晩御飯にと食べたサンドイッチに中る僕.彼女は無事.まー翌朝腹痛と共に目覚め,一しきり腹を下しただけで何とか収まったわけなんだが,
んでまー彼女のためにカレーを作り,ハンバーグを作り,蕎麦を茹でて(麺つゆも自作),パスタも作った.よーするに同じ時間に同じものを食べて過ごしたわけです.
それなのに最終日に再び食中りを起こす僕.当り前のように彼女は無事.しかも二度目は酷くて,寝込んでしまう.というかこの日は彼女の帰国前日で,最後にアトランタに行って観光する筈だったのに寝込んでる僕.抗生物質正露丸ビオフェルミンを投与して午前中はひたすら寝てました.午後から何とか起き上がれる状態になり,アトランタ市内のホテルに向かう.いちおー最後の夜ってことで,Hyattなど予約してたし.僕は夕方・夜と時間とともに元気を取り戻し,晩御飯からは贅沢なひと時ってやつを楽しむことも出来ました.あーよかった.

で,翌朝空港まで彼女を送ったわけなんですが,やっぱり別れって辛いよなあ.

出国ゲートに向かう彼女の姿,ただでさえ小さい彼女の姿が,どんどん小さくなっていく.その後ろ姿を僕はずーっと見てる.彼女は何度も振り返っては手を振る.僕も手を振り返す.でも最後にはゲートの奥に消えてしまう.僕はしばらくゲートを見つめた後,帽子を被って踵を返す.空港を出ると,空から雨が降ってくる.こんな演出はいらないのに,と僕は心の中で呟いた.