初体験

よく考えたら国際学会での口頭発表は初めてなのだった.元々上がり症な僕のことです.発表前は緊張して死にそうになりました.お腹も痛くなりました.苦笑

でもスライドはいつも通り作り込んでおいたし,緊張して頭が真っ白になっても口が勝手に動いてくれるように繰り返し練習しておいたので,発表そのものは恙無く,時間どおりにきちんと納まった.しかし何より,自分が思っていた以上に評判が良かったのが嬉しかったのである.何人かから「Your talk was the best one in this meeting!」とまで言ってもらえたし.特に今学会のオーガナイザーのJerzy Jurkaに「君のアブストラクトを見た瞬間,『これぞ今回の学会に相応しい研究だ』って思ってすぐに採用を決めたんだよ.期待通りの発表をしてくれてありがとう」と言われた時には信じられない気分になったな...

だけど他の人たちの発表やポスターも驚きの連続だったのだ.頭の中が次の実験のアイデアでいっぱい.でも,どれが本当に取り組むべき問題なのかは,じっくり考えてから決めることにしよう.