日曜日

5日に帰国、6日に出張、そして昨日ようやく帰宅。

シアトルは小さいけど美味しくてお洒落な街だった。アメリカだけに治安が全然よくない地域も沢山あるけど。しかしそれにしても、大事な人と一緒にいれるってのはやっぱりいいねえ。いいよねえ。

しかしそれにしても、本当にずっと雨に降られたシアトル旅行だった。僕がシアトルに行く前日までは、この時期のシアトルとしては異例なほど快晴が続いていたらしいのに、僕が行ったその日から雨。その雨がずーっと続いて、僕が再び飛び去った翌日からまた快晴、という見事なまでに雨男ぶりを発揮してしまった。雨とともに去りぬ。。。うぐう。

帰りの飛行機では、かなりブッ飛んだ女性と隣合ってしまって、その人と話してる間に日本に着いた。色んな意味で割り切れ過ぎているというか何というか、お陰で全然退屈しない空の旅であった。ある意味、今回の旅でいちばん印象に残った出来事だったわ。

成田に着いたらバスで羽田に移動して、そこから関空に飛んで、京都の嫁の実家へ。いつも至れり尽くせりの歓迎をして頂いて本当に有り難い。枕元に魔法瓶に入ったお茶を置いてくれていたのには感動した。嫁の心遣いの細やかさのルーツを見た気がした。今回もお世話になりました。

そしてさきがけのキックオフミーティング。みんな凄い人。いつもだったら、業績にNatureがあるってだけで一目置いてもらえるところだけれど、今回はほぼみんなそれくらいの業績はある、というかむしろ僕の業績は下から数えた方が早いくらい。そして凄く面白そうで洗練された研究。あんな話ばかり聞いていたら、自分の研究なんて単純過ぎてヒヨッてしまいそうになる。でも、僕のテーマは逆にそこがセールスポイント。怯まず発表して目立ってきた。インパクトだけは一等賞だったという自信がある。懇親会でも「あんた面白過ぎ」っていっぱい言ってもらえたし。

しかしアドバイザーの1人からは痛烈な批判を浴びせられた。それは今後の反省点、というか、「見てろよあんにゃろうプロジェクト」を心の中で起動させることにした。結局のところ、僕の研究計画というよりは、発表スタイルが気に入らなかっただけだと思われるので、今度の発表では絶対黙らせてやろうと思う。