嫁、前進

嫁が渡米してそろそろ4カ月。帰って来るまで、あと8カ月? まあそれはよいとして。

シアトルってのは救急医療に関しては超先進都市で、例えば救急車が出動するときには当局によって信号が操作され、目的地までのルートが全部青信号になるらしい。つまり救急車が赤信号の交差点を突っ切る必要がないわけだ。何それ凄い。そういうところだからこそ、嫁も留学してるわけだが。

で、今週、そんなシアトルに、韓国から疫学教授が視察に来たらしい。嫁の研究テーマと同じようなことをやってる人なので、嫁は彼に単独でアポを取り、共同研究の話を纏めることに成功したらしい。やりー(死語

で、このプロフェッサーが自分ところの他の研究員や救急隊員やらを引き連れて来ていて、ミーティング後にこの人たちと夕食をご一緒したらしいんだが。

僕の嫁、実年齢より凄く若く見える。アジア人だからとかそういうんじゃなくて、僕が周囲からロリコン疑惑を掛けられてしまうくらい、幼く見える。なので、嫁と初めて会った韓国の人たちは嫁に向かって「君もシアトルの大学で学位を取ればいい、博士号を取ると世界が開けるよ」みたいなことを言ってくれたりするわけだ。

「いや、私もう学位持ってるかし。それどころか、ここに来る直前まで大学の助教だったんだけど?」

一同、愕然。だったそうな。

いやー、その様子が目に浮かぶわー。しかし嫁の容姿は知られてなかったわけだけど、嫁が去年出した論文の方はみんな知っていたらしい。韓国でもかなり話題になったらしく、「あなたがあの論文の第一著者だったのか」と大いに感心されたらしい。大したもんだ。

ちなみにその話、近い将来日本の新聞でも取り上げられることになっております。朝日だそうな。

というわけで、今日は嫁自慢でした。