申請書を書く時の要点は3つ。+α

1.まずは物凄く面白い研究テーマを立てること。これは当然。

2.研究内容が一目で直感的に把握できる図を作ること。申請書の数は何百もある。審査員が、その全てを一言一句に至るまで読んでくれるわけはない。興味を惹くイメージ図が必要なのだ。

3.惹いた興味を裏付けるような言葉を選びに選び抜くこと。理系の学生には客観性や論理的に筋が通ってさえいれば分かってもらえると思ってる人間が多過ぎる。どれだけ正しい事が書いてあろうが、詰まらない文章を読みたい人間なんていないのだ。仮に凄く生真面目な審査員がいてくれたとしても、集中力には限界があるんだぜ。

そして必ず、指導教官以外の誰かに読んでもらうこと。あなたの研究のことを知らない部外者がベスト。出来れば10人以上捕まえるべし。そのうちの1人か2人くらいは、物凄く貴重な意見を言ってくれるはずだ。

・・・って、ここまで言っても誰にも読んでもらわずに出しちゃう人がほとんどなんだけどね。実際、僕が自分の申請書を読んでくれと頼んだ人たちの中で、逆に僕に読んで欲しいと頼んできた人は未だかつて一人しかいない。苦笑