打ち上げ

ってまだ採用されてないんだけど、とりあえず書類審査に通ったってことで、パートナーと景気付け。「何としても、この9千万を穫りましょう!」とか言ってる自分のことが、少し不思議に思えてしまう。一昨年の僕は、そんなこと想像もしていなかった。何というか、もっと一段ずつ階段を上がっていくような未来を描いていたのだが、僕自身が期待していた以上に、この研究を重要だと思ってくれる人は多かったらしい。

・・・まあそれはさておき。

それにしても、大型予算の若手枠への応募数、幾ら何でも少なすぎないか。去年の若手Aでは、分野で採用されたのは僕だけだったけど、応募件数は6件だけ。あと1件少なかったら応募数そのものが足りなくて採用ゼロになるところだった。さきがけの倍率も8倍でしかなかったし、今回の生研センターは4件の採用枠に対して応募数は僅か18である。もちろん僕に言わせればオイシイことこの上もないのだけど・・・何でこうなった? デカいことを考える若手が少ないってのは、何か将来的にマズくないか? いや、そもそも若いうちにデカいこと考えなかったら、いつ考えるんだ? さきがけとか分野によっては30倍以上の倍率になったりしてるから、これは多分植物系だけの現象なんじゃないかと思う。何か構造的な問題でもあるのだろうか・・・ありそうな気はするけど。。。責めて、ポスドクを専任義務とかで縛り付けるのだけは止めにして欲しいと思う。心の底から。